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最後の夏に見上げた空は〈3〉 (電撃文庫)
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涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
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 ハルヒと出会ってからしばらく経って、俺はこの状況にすっかり慣れてしまっていた。
しかしハルヒは何時になったら"退屈"という文字が消えるのだろうか?

今回も草野球、七夕の事件、パソ部部長失踪事件、孤島での出来事。
お腹いっぱいの夏になりそうだった。


『涼宮ハルヒの退屈』
この本のタイトルにもなっている話。アニメでも好評の草野球参加話である。この本の全編に渡って活躍する長門の序章(笑)第1話にふさわしく、いかにハルヒが面倒な存在かをキョンとともに再確認する話でもある。最後の締めも、ただキョンが不幸になるってだけではなく、なかなかにうまいと思う事が出来ます。

ちなみに私もこの手の野球には参加した経験はありますが、そのノーコンぶりや打てなさっぷりに反比例して目立ちたがりやな自分に驚愕したものである。

『笹の葉ラプソディ』
アニメ1期では放送されなかった話。実はキョンは過去に行って既にハルヒと会っていた。しかもハルヒが北高校でSOS団を立ち上げるきっかけとなったのがキョンだったのは面白いね。このことをハルヒは大切な思い出としてる所が、何だが後の話の重要な伏線になりそうで楽しみである。

『ミステリックサイン』
パソ部部長再登場(?)アニメ版と違って話全体が縮小された感じで物足りなさを感じてしまう(逆なのだが)。しかしよく考えればハルヒが暇を感じ始めたら景気良く事件が起こるんだからある意味幸せな連中なのかもしれない。文字通りのSOS団だ。そういや結局“喜緑さん”って何者だったんだろうね?

そういや巻末にて作者が「長門さんは眼鏡はあったほうが良いのか」と自問しておりますが、私としては、あったりなかったり臨機応変にいけば良いと思う。

『孤島症候群』
ある意味、この巻のメイン。アニメとの違いは妹が孤島に行かないって部分と、やっぱりどこかさっぱりしている。最後の方なんてページ数が少なくなってきてるのに会話が終わりそうに無かったので心配してしまった。

それとこのサスペンスの緊張感は動画あっての緊張感な気がする。これは超クオリティである京アニ作品を見てしまったがゆえなんだろうな。だって逆転裁判ネタなどの小ネタや伏線が実に巧妙だったんだもん(笑)

短編集なのでこの本は前2作よりも非常に読みやすくなっています。作者特有でる比喩的表現の言い回しがクセになりそうな1冊です(笑)




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トリニティ・ブラッド―Reborn on the Mars 嘆きの星 (角川スニーカー文庫)
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 人類圏と吸血鬼帝国の間に位置する自治都市を支配する吸血侯爵ジュラ。人々は恐れ、その都市には足を向けなかった。しかし、一人の神父がそこへ向かう事になった。彼の名前はアベル。一見間抜けだがどこか謎めいている。その彼が目的の教会に向かう途中で一人の少女エステルと出会う。彼女は吸血侯爵ジュラに逆らうもの。その過酷な道に、アベルは飲まれていく・・・いや、最初からそこにいるのだが・・・。

久々に本格化ファンタジー。面白い、やっぱり私はこの種の作品が好きだ。登場人物はかなり多くて癖があるが、クセがある分記憶に残り、覚えやすい。ただ絵にもクセがあるので、合わない人は人物の感情移入がしにくくなるかもしれないな。ちなみに私はエステルしか受け入れることが出来なかった。駄目な人はアニメ(DVD)でも見て満足しましょう。

ストーリや世界観も面白いのだが・・・何故だろう?どこかで見た気がするのだ(汗)

へっぽこ神父が実際はもの凄かったり、敵同士の裏切りとか、最後のオチまでよむ事が出来てしまった。うーん、なるほど・・確かに設定が[TRIGUN]や[ヘルシング]はたまた自分が夢中になって読んだ[ヴァンパイヤーハンターD]に似ている。その上、最後の敵が改心しちゃってエステルかばって死ぬってのはな~正直に言うとドン引きしてしまった。

ま、それを補って有り余るのが作者の文章力なのですがね。難しい設定なのだろうが、その文章能力で理解しやすく覚えやすくを実現してるのだ。残念な事に作者が急逝してしまい未完となってしまっています。

中途半端が嫌な方は読むべきではないかもしれませんね。

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最後の夏に見上げた空は〈2〉 (電撃文庫)
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最後の夏に見上げた空は (電撃文庫)
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涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)
谷川 流
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おすすめ度の平均: 3.5
5 キョンは文章だけの印象だとただのイヤな男
1 キョンによるキョンのための妄想夢物語? 
2 ハルヒの止まらない暴走
4 落ちのうまさに脱帽、才能を感じさせる第2作!
3 二作目
 

著者: 谷川流、 イラスト: いとうのいぢ
初版: 2003年10月1日
種類: SF/ファンタジー
5段階評価: 3・・・ハルヒを許せるか、むかつくか



あれから半年が過ぎた。

状況は変わらない。

教えたのだ。周りは実は不思議だらけで、
ハルヒの周りには宇宙人が、未来人が、超能力者が居ることを。

しかし信じる事は無く、あれから半年が過ぎた。季節は秋になっていた。学校は文化祭で賑わっており、もちろん涼宮ハルヒも賑わっている。そしてもちろんSOS団には平穏無事は訪れないのだった。



今巻では、文化祭における映画撮影が主なストーリーと成っている。
そして、この映画を通して様々な人間模様を1巻以上に表しているのだ。

特に目立ったのがハルヒであり、とにかくミクルいじめが強烈である。
この時点で不快指数がどの位上がってしまうかが、今後読み続けるかのキーになるのではないだろうか?

また、ハルヒに限らず、いくらなんでもミクルびいきしすぎるキョンや、結局自分の事しか考えない話好き古泉など、1巻以上に皆アクが強くなっている。逆に言えば個性が前面に出ているって事になるといってもいいかもしれない。

今巻で、ハルヒの言葉が次々と現実の物となることで、この世界観をより強く表す事に成功している。他の皆も個性が強く出てる分、きちんと各役割が出てきて面白い。猫のシャミセンも良い味だしている。

しかし、それが逆にマンネリ化してしまい一歩間違えれば“飽き”が来ないだろうか?私的にはまだ楽しめた方だが、これはマイナス要因だなと思います。

最後の展開も少し強引で、全体的にギスギスしていたが(キョンが古泉、長門に対して1巻に比べ冷めてる)仕方がない、これが涼宮ハルヒワールドなのだ。純粋に事件や展開、もしくはキョンの独り言ツッコミを楽しめるのなら、このシリーズは読破出来るんじゃないでしょうか?




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