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もやしもん(1) (イブニングKC (106))


大学で「チャラいキャンパスライフ」を送るために東京にやってきた沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)。彼は菌が見える特別な力を持っていて、それが原因でいまいち人と馴染めない一面を持っていた。

しかし、この場所は違っていた。
菌が見える力を目の当たりしても、壁を作らず接してくれる。

多くの人達との触れ合いによって彼と、その周囲の人間の成長を描く、
これは「農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語」である。



実は連載当初は知名度は高くはなかった作品。
テーマが“菌”ですからね。男性漫画の中では地味な日常系漫画です。

ネットで話題になった作品で私の大好物でした。

しかし、いつの間にか人気漫画。
アニメ化は大好評、ドラマ化で大コケ、そんな王道を走りました。

でも原作の面白さは確かなんですよ。
日常系が好きな人は問題無いはずです。

菌の勉強も出来ますしね。

 


-名物・教授の語りは最近は減ってしまってる-
 


また、主人公・沢木が見る“菌”も可愛いのも人気を沸騰させた一員です。
そして、そんな起爆剤を一気に爆発させたのが沢木の親友である結城蛍、

原作の最初の頃に退場し、何の音沙汰も無いまま連載1年ほど姿を消しました。
その後、沢木の気になる女性が登場する。

彼女は何と女装した蛍だった。
 

 


-良くも悪くも好評となった男の娘-

 

男達は泣いた

「実は女なんだ」と


一部の男達は叫んだ

「こんな可愛い子が女の子のはずがない」


先生、ばっちりです!
いや、むしろ変態?(失礼)

現在、男の娘が大流行の中で、
その起爆材となったのは確かである。

でも、この辺りからかなぁ…発酵についての話題が希薄になっきたのは。
変わらずに人間関係のやりとりは面白いのだが、どうも主軸が変わってきてしまったのだ。

最新10巻では菌の話しなんて全く出ず、
「沢木の成長」と「異文化のギャップ」が物語の主軸となってしまっている。


これを従来のファンはどう受け取ってるのかは興味深いです。

美里と遙の恋愛話も面白いけど、結局は巧く誤魔化されて終わりだしね。

ちなみに私は当初とは全く違う視点で見てるんで今のところ問題なし。
でも“惰性で連載してる感”は感じてるんで、いずれは読まなくなる可能性もあります。


5段階評価・・・4



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・評論(ドラマ) もやしもん


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・評論(ドラマ) 荒川アンダーザブリッジ

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げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)
木尾 士目
講談社 (2011-05-23)
 


好評だったシリーズが遂に復活!
物語は、まんま前回からの引き継ぎとなっています。

荻上が会長となり、新入部員が3人も入部しました。
全体的に前シリーズの初期を彷彿させる懐かしい感じで嬉しくてたまらない。

こういうオタクの日常系が好きで読んでたんだよね。

さて、新しい人物として今巻で登場したのは三人。
吉武、矢島、波戸です。

 


- 左から吉武、矢島、波戸-


そして一番の美人さんである波戸は男。
俗に言う “男の娘(おとこのこ)” である。

いちいち仕草が可愛いから萌える萌える。
女装と分かっているのだが、それを超越した物を持ってると思うのだよ。

私はホモでは無いのだが、初めて女装姿でキュンキュンしてしまう。
まさに…圧倒的ッ…男の娘!(カイジ)

えー、「げんしけん」では主役級と脇役級で分かれる作品である。
違いは物語の視点となり回想やモノローグ(心境)が存在してるかどうか。

前シリーズまででは、主に脇役には咲、高坂、久我山、田中などがそうじゃないでしょうか?

んで、この巻で視点を持って物語が進んだ人物は荻上、矢島、波戸、斑目…
個人的には屈託のない吉武が好きなんですが、彼女は田中の様なポジションになりそうですねっ
そう、斑目なんですよ!


何と大学をとっくに卒業して随分経つのに斑目は今だ主人公のポジションに居るのです。
彼の物語の主軸は、やはり咲への恋心。

今回、恵子とのやりとりで再び確信に触れることとなる。

 


-ついに地雷を踏む恵子-


「お前ちゃんと失恋できてねーんだよ。
 だからいつまでも、こんなトコでグダグダやってんだ」


なんだか後の大きなテーマになりそうな予感です。
斑目の恋の行方は、このシリーズで決着が付きそうです。

では気になるのが、その相手です。

まずスーが第1候補に挙げられます。
理由は斑目が恵子にネクタイを引っ張られてる時にスーが現れたこと。

これって以前でたコマと全く同じなんですよね。
あの時は笹原が斑目のネクタイを引っ張り、そこを荻上が目撃します。

もし作者が作為的に、このコマを作ったとしたらスーとの関係は的はずれではない気もします。

スーが好んで使う台詞

「第○○回。~~~会議」

など、斑目の影響は受けていると思うし、
何よりスーが漫画やアニメの台詞以外で会話をする数少ない異性でもあります。

 


-何だかんだで絡みが多い二人-


また、恵子とも何かあると思います。
今回、地雷を踏んで斑目と言い合った恵子ですが、決して嫌ってるわけではないのです。

例えば、今巻のオマケページにて自分の働くキャバクラでエヴァのコスプレをしようとして
店長に咎められる場面があります。そこでのひとコマは興味深い。

 


-※ 恵子は斑目をワタナベと認識してます-
 

「ワタナベとか来たらぜってー喜ぶのによ…」


ん?

これは斑目を少しは意識してると思っていいのでしょうか?気になります。

他にも波戸が早くも惹かれ始めてます。
斑目の部屋に行き来するうちに、彼の良さに気付く波戸

 


-隙だらけ、それはつまり純粋さ-
 

他にも吉武は斑目を「萌える」と言っていたり…考えてたらきりがない(本当に)
とにかく笹×荻の様にいきなり伏線も無しに動き出すんで目が離せません。

それが斑目なら尚のこと。
作者は分かってる。

そして確信した。

斑目は皆の嫁ですね!分かります!(結論)

 



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あらすじは原作の方をご覧になっていただくとして…
うーん、厳しいかな(汗)


いや、けっして悪い作品ではないんですよ?
でもせっかく“絵”として描写されたのに何故か小説よりも迫力が感じられない。


絵柄は丁寧で素敵なのだが、少し線が細い気がしなくもない。
せっかく“絵”として描写されるんなら、線は太く、派手に華麗な涼子を見てみたかったかも…。



-基本的なコマ。背景は白-

また背景も描き切れていない感じ。
会話のシーンの背景は基本的に白である。


トーンも多く使用してるわけじゃないみたいで、
だからこそ
作品全体の迫力がどうしても弱くなってるんじゃなかろうか?



-まだ緊張感がある方のシーン。でも背景は白い…-


シナリオは悪くないです。
でもこれは原作の力なんだよね。


うーん…

オリジナルの要素ってのはやっぱり難しいんですかね?
オリジナルが入ってたら結構面白いとは思うんだけどな。


何でもかんでも完璧な涼子に対し、この作品では何か弱みがあったり、
あえてパンツとか書くのもひとつの手だと思う。

あ、いえ、いやらしい思いからじゃないですよ。大まじめです!(問題発言)
でもあながじ間違いじゃないような…薬師寺涼子の美人で妖艶さは全く出てませんでした。


つまり漫画としての魅力は皆無なんです。

本当に原作に忠実なんで、
あえて漫画で読まなくて良いのかなーって思ってしまいます。



5段階評価・・・1


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げんしけん(1) (アフタヌーンKC (1144))
 


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-エルガーラの登場-
 


 
 
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文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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