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講談社 (2010-12-17)
浦山実は恋をしていた。
彼は事故によって未来を無くしていて、全てに自暴自棄になっていた。
そんな自分に光をくれたのが少女・吉永寛子だったのだ。
恋した一人の少女には夢がある。
それはアイドルになること。
誰もに愛されるアイドルなること。
憧れる人が在籍するアイドルになること。
そのアイドルとはAKB48
誰もが知り、誰もが憧れる、
まさに生きた伝説と言っても過言ではなかった(作中では)
彼女の夢、
それは浦山実の夢でもある。
彼は偶然、彼女がオーディションを受ける事を知り、
少しでも力に慣れる様に、少しでも近くで応援できる様に……
-女装して一緒にオーディションを受けることに-
どういうことだよ！！
凄い、確かに凄い作品だ。
ネットで話題沸騰中、ぶっとんだ出だしではあったけど魅せられてしまうのだ。
モチーフとして今話題のAKB48を使ってるんで
「どうせ色物の作品だろ。つまらないってのが定番なんだよな…」
って思ってましたがとんでもない！
絵柄ですが、かなり上手です。
しかも決して実在の人物に似せているわけではない。
-作中の前田敦子-
-ついでに女装主人公-
これが良い！
下手な先入観を一掃してくれる。
可愛い！
本人よりも！(問題発言)
しかも展開が実に熱い！非常に熱いのだ！
作者がこれを「この作品はスポ根です」と言うように友情・努力・愛が散りばめられて面白いのだ。よくある芸能界の作品としてもよく出来ており、ファンと芸能界の繋がりの大切さなども見応えとして存在する。
まず、主人公である。
女装し、自分を「浦川みのり」と名乗りオーディションに参加。
吉永に近づき励まし、彼女のピンチを救い、そして彼女は合格した。
しかし、何と浦川みのりまで合格してしまうのだった。
その後は嵐のように動き出す。
研究生の練習現場では早速後輩達へのイジワルが始まる。
その筆頭が岡部愛。
みのり達のひとつ前の合格者で現研究生組のエースである。
-岡部愛-
凄い顔であｒ……ではなく、優しい笑顔は裏の顔。
本質はライバル達を蹴落とし這い上がることを望む野心家だったのだ。
しかも岡部は練習を全力でやらず、
要領よく生きることが業界の術と考えていた。
そこに新しい風を与えるのがみのりになるのだ。
100点のダンスはできなくても、
100%のダンスをしよう！
岡部はネット界ではもはや変顔の女王して名を馳せてしまいましたが、
彼女の行動でみのり達は奮起し秋山Pに目を当てられることになる。
1巻で岡部愛の邪魔を立ち退けていくみのりですが、
結果として気が付いたら研究生センターになってしまう。
1巻から既にノンストップで怒濤の展開なのだ。
これでつまらないわけがない！！
しかも主人公に助言を与えてくるAKB48のメンバーが凄く魅力的なのだ。
個性もある。だが、最も面白いのが選抜である彼女達もまた、成長過程だったりする。そんな彼女達が主人公・浦川みのりとの出会いによって未来を変えようとするのが熱さを加熱させるってものですよ！
特に高橋みなみは評判どうりです。
女装主人公に恋か何か分からない感情を芽生えてしまい、
会うたびにドキドキしてる姿はニヤニヤものですよ。
-高橋みなみ-
前田敦子もミステリアスで可愛いですし、
他のメンバーもどう登場するか今から楽しみです！
いやー、2次元っていいもんですね(結論)
[0回]
私はコミック派なので今巻は驚きの喜びの連続でした！
何せサシャ・ブラウスが喋ったんです！
それでも前巻はよりはマシです。前巻のあれは駄目です。サシャが全く活かされていない。
とりあえず口をひらかせておけば良いって魂胆が見えてしまいます。
サシャを登場させる時はね、誰にも邪魔されず
自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで……(名言)
本物のサシャ好きなサシャリストだったら、
立体機動の時に出てるガスがサシャだけ屁に見えてからが勝負です！(何の？)
しかし残念ながらサシャのことばかり語っても話が進まないので、
おまけの本編も取り上げたいと思う。
前巻では、女型の巨人の登場で巨人には意志を持つのも存在することがあることが分かりました。そして今巻では女型巨人を含め、大型巨人や鎧型巨人がエレンの様に人間が変身した姿であることが示唆される。
展開は何となく分かっていたものの、実際に物語が進むと胸が熱くなるってものですよ！
巨人に立ち向かう覚悟がある人は、全てを捨てることの出来る人。
-名言-
“おまけ”なんかじゃない！
これは本編だ！(当たり前)
正直、巨人とエレンの父親が関与してるのは確かで、超大型巨人はエレンの父親だと思ってました。しかし、他の巨人もとなると話は別です。女型の巨人ですが、立体軌道に長けてて体術も得意で内部に入り込んでいる人物。
やっぱりアニなのかなぁっと……何かしっかりとした目的があるような雰囲気でしたし、今後別の形で再登場するのは確かなんでしょうけどね。これで正体が今まで登場しなかった人物だと拍子抜けである
何だかんだ言われてる作品ですけど、私はやっぱり好きですね！
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○Web拍手メッセージへの返信
>走らんかい！
サシャが走れと言うのなら、
地球の裏側だろうと海底だろうと宇宙だろうと走りますとも！
メロスとは良い友達になれそうだ。
[2回]
講談社 (2011-12-22)
やっと漫画の感想を書けるまとまった時間が取れました。
台風並みの低気圧さん有り難う！
んー、それにしても面白いなー。
この作者は本当にオタクな日常に群像を絡めるのが上手である。
まあ、メインはやっぱり斑目と波戸ですがね。
ただ、それだけに荻上のトラウマネタを再度もってきたのは不満である。
-中島裕子の再登場-
だって既に解決したことじゃん？
決着したことじゃん？
今さら新シリーズにぶり返しなくても良いのに…って思ったわけですよ。
つーか作者は中島をいったいどうしたいんだ？
5年あまり前の出来事をねちねちと何時までも…。
んで、“実は憎めない人なのだよ”的な描写をするもんだから、わけがわからない。
まあヤブとスーを仲良くするためだけのくだりなんでしょうけどね。
さて、主軸の斑目ですよ。
社会人になり、コミケに昔ほどの情熱がかけられないと呟く。その原因は一つの失恋にあると思う波戸。そんな折りに来日したアンジェラが斑目に猛烈なアタックを行う。彼女は斑目と一緒にアニメ雑誌を読んだ思い出を恋心とし、猛烈に斑目にアタックをかけます。
-アンジェラと斑目の去年の思い出-
うーん、海外には“オタク”って概念が無いから斑目はもてるのか！？それにしても何時二人は一緒に雑誌を読んでいたのか。前シリーズを読んだのは結構前だったから忘れてしまったのかな…。なんにせよ、羨ましいですなぁ……
……
…
いや、やっぱそんな描写ねーぞ！？(読み返した)
なんだかなー。荻上と笹原の時もそうだったけど、突然読者を置いていくんだもんな。
凄く気になる程度ではないけどね。まあアンジェラは物語を動かすためだけの当て馬的なキャラクターなんでしょうな。
それにしても、この作品における波戸の立ち位置は凄い物がある！
どの登場人物に主軸を置いても関係してくるし、その存在感が無くてはならない位なのだ。
斑目に持つ本当の感情が非常に気になることながら、
男なのにここまで可愛いのは本当に反則でしかないですよ！
アンジェラに対してテンパっちゃうとか、
斑目総受けに本格的に目ざめたりとか素敵です！
あーもう、この際
髭を気にする姿もありでしょう！
前巻ですけど
腐女子本を読みふけって斑目相手にテンパる姿も外せません
で…でも今の
私的な本命は……
男子トイレに恥ずかしげに並ぶ姿です
-神々しいお姿-
そんなこんなで、ついにフィギアまで登場！
もうやだこの国
最高ですもっとお願いします
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[1回]
-人を食べない奇行種-
-はたして、その意思は？-
その奇行種との戦いでの一コマで驚きの場面があったんです。
奇行種に捕まってしまったライナー。しかしライナーは実力者ゆえに切り抜ける。
注目すべきは、その時のジャンの心の声
-「ミカサが強烈で忘れていたが」…-
仲間の実力すら把握していなかったジャン。
重傷です。今まで共に学んできた竹馬の友を完全に死んだと思いこむ。
例えば人にはいざと言うときに切り抜くには、冷静な判断と精神力がものを言います。
ジャンはどちらも欠けていたのです。
きっと、いずれエレンが巨人化した時も「そうだった…」とか言いそうです。
割とマジで。ああ…何だか可哀想に感じてきた…。
登場時から死亡フラグが立ちまくってるジャン。
頑張れジャン！全国でなら5人位はファンがいるはず。
きっと需要はあると思う。
主に「エレン×ジャン」的に。
追記
嘘予告まで登場のジャン。作者は本当にジャンが好きなんだーっと感じたと同時に、
この作品を今後も購買するかどうかを真剣に考えました。
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[1回]
スクウェア・エニックス
その日暮らしの石田虎侍(通称コジロー)は室江高校の剣道部顧問である。
そんな毎日を貧乏で過ごす彼に、高校の先輩であり別高校の剣道部顧問の石橋賢三郎が練習試合を持ちかける。しかも勝ったら寿司食べ放題のおまけ付き。コジローのやる気は人生でも何度目かの上位に達していた。
しかし問題は部員の人数である。
現在、部員でまともに活動をしているのは部長の千葉紀梨乃だけである。試合を行うには、どうしても5人必要となる。しかも「自由で楽しく」をモットーに活動をしていたので実力的にも勝率は低かった。
（まずは一人。誰でもいいから経験者は居ないのか！）
思考の渦中にあったとき、
偶然にも竹ぼうきで複数のボール（と教頭）を打ち返すのを目撃した。
その姿は凛々しく、まさに経験者のそれだった。
彼女の名前は“川添珠姫”
「ドキドキしていた
寿司の事も忘れ
ただ、ドキドキしていた」
それは、室江高校剣道部の快進撃への幕開けだった。
バランスが悪かったと思う。
とにかく「可愛い女の子の剣道物語」に特化し過ぎていたため軸が弱い。
男子部員など男の登場人物もいるが、コジロー以外は“説明役”かちょい役程度。
そしてライバルを増やすために次々とキャラクターが出るのだが、
段々と人物の見分けがつかなくなってしまうのだ。
そもそも、初期の頃の絵柄の方が好きだったんだけどなー。
どの漫画でもあり得る話ですが、
物語が進むにつれて絵が小慣れてしまって人物全員が幼く見える様になってしまった。
-初期のタマちゃん-
-中盤以降のたまちゃん-
何ですか……。
ひたすら幼い可愛い姿を始終見せるようになってしまって。ぷにっぷに☆な感じになってしまって。まるで小動物のようになってしまって、それが可愛いって思ってんのか！
Pumpkin Scissorsでもそうですけど、多少荒い方が！大人っぽい方が味があるんですよ！タマちゃんも幼さを感じさせる も、どこか陰を見せる、真剣勝負の時は大人の姿。そこに魅力があるんじゃないですか！？
幼い顔、低身長、眠たげな眼差し。体は子供、心は大人。ひと目見たときからミステリアス・アンビリーバボーやったのに！ええ、それこそ原点ですよ。いや、それは原点というより頂点！何を熱く語ってんだ俺は！(自我)
後半になるにつれて剣道以外の話（芸能界など）を中途半端に取り入れたのも悪かったと思う。
最終巻近くなると何がなにやらで読んでて疲れてしまうのだ。
ただでさえ登場人物が多いので後半は人が増えて見分けが付きにくいのも困ったもの。
丸みを帯びた可愛い絵ってのは似てしまうものなのかね。
さらに物語としての目標が基本的に無いために、
序盤を過ぎると惰性で続けてる展開になってしまうのだ。
少しでいいから重い話を取り入れても良かったと思うな。
東の“ひーじーちゃん”の件も、思わせぶりな台詞を言っておいて結局が今でも元気と後付で語られる。とにかく軽く、格好良く、可愛く突き進むだけの作品だったなー。
-分からないよ…何で泣いてるのか…-
最終巻も結局は「俺達の未来はこれからだ！」的で不完全燃焼気味。
私的には何とも残念になってしまった作品である。
5段階評価・・・2
[0回]
好きな人が、サシャでした…
この前、街で買い物をしていたんですよ。
酷く暑い日で、あまり外に人が居なかったんで印象に残ってるんです。
そこで出会ったんです。サシャに。
街のベンチにへたり込み、暑さと言うよりは空腹で倒れてる様子でした。
思い切って声をかけて軽く食事に行きましてね。その後は牛丼を食べに行って、デパートの最上階でランチをとって、デザートを食べて、焼き肉を食べて、寿司を食べて、夜はディナーに洒落込みました。え？その後？いや恥ずかしい話しですけど、朝までディナーしちゃいましてね、ぐへへ。
信じてもらえないかもしれないけど全部作り話です。
……
…
暑いですね。
文書を考える脳みそがだるくって大変です。
さて、ついに5巻の発売です。
前巻は過去編でしたが、ついに本編に話が戻ります。
まず、今までの原点を振り返る描写に移ります。
それは人々の“巨人”に対する反応です。
エレンを始め巨人に対して立ち向かいたい者達。
巨人に恐怖し少しでも驚異となる要因は排除したい者達。
この辺りは人によっては退屈になるかもしれないが、
私的には緊迫感溢れる場面だった。
そして、自分の立場を確立させるためにエレンは調査兵団に入団。
この調査兵団の兵士達がまた曲者が多いのだが、
ハンジ分隊長にびっくりである。
まさか女性だったとは…(巻末のおまけで気づいた)
それ以上にマッドな部分とかも注目ですな。
－ ハンジ分隊長 －
捕獲した巨人を使っての実験。
それは異常に見える光景であり、しかし誰も着目しなかった事実。
彼女との会話の中で、エレンは自分の居場所を確かに感じる。
そして、エレンの同期達の動向へと話は移る。
訓練を正式に終え、兵団を選択しないといけない時期が迫ってきた。
ジャンの言葉に心が動いてしまった面々は動揺する。
っと言うかコニーとサシャだけですが。
てっきりサシャはアニと同様に憲兵団に入って、
物語から退場するのかと思ってました。
しかし！
僥倖！まさに僥倖！！
みんなが去っていく中で、静かにたたずむその姿。
そう、鼻水を流し、涙を流して喜ぶサシャです。
－ 感涙にむせび泣くサシャ －
どんな姿も素敵に解釈する。
それがサシャイズムです。
これで次巻以降の緊迫した展開でも彼女の御身を拝める。
身長が高いのに、誰よりも腰が低くて、実は数少ない敬語を使う人物。
ああ…
上には上が在る”と云う言葉が、サシャの前では、まるで虚しい…
気になる少女・クリスタも物語的に頭角を見始めたので次巻以降も楽しみである。
ところで単行本の背表紙ですが、マルコが死亡したため彼の姿が消えました。
そばかす女やアルミンは最初から居ませんでしたが、
これは死亡フラグとなるのかどうなのかは特に気になりません。
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[2回]
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