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 ストーリーは今更言うまでも無いと思いますので軽く・・。北海道に住み、H大の理系に進む西根公輝こと、通称ハムテルは、友人の二階堂と帰り道、H大学構内で近道をしていたが、そこで若のような顔の子犬(シベリアンハスキー犬、チョビ)と出会う。同じくそこで会った漆原教授に子犬を押し付けられ、さらに獣医になる事を予言させられる。かくして、ハムテルは予言通りに獣医を目指していく。

私が読んだ漫画で確実にベスト3に入る位はまった作品です。ジャンルこそ少女漫画に属してますが、それを感じさせない素晴らしい作品です。恋愛要素はありません。ロマンスのロの字も無いですが、この作品にそんな物を求めるのは野暮でしょう。とにかくシュールなギャグが続きます。要は『癒しの漫画』なのだ。どの登場人物も個性があって読んでてとても楽しいです。

この作者の凄い所はその取材能力だ。作者である佐々木倫子氏は他作品に『おたんこナース』という看護婦の話も書いてますが、作者は決して免許を持ってるわけではありません。とにかく取材をし、それを作品に自然に活かしているのだ。

後、この作品の影響は社会に大きな影響を与えたようです。シベリアンハスキー犬のブームは有名です。ただシベリアンハスキーは飼うのがとても難しい種なので沢山捨てられてしまったようです。作品に影響を受けたのなら、その飼い方も影響されるべきだと思います。他にも獣医になりたいと言う人もかなり増えたみたいですね。私も憧れましたがいかんせん知能指数が少ないもので(涙)。とにかくお勧めの一冊です。

5段階評価・・・5




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   蝶子(ちょうこ)は代々続く大地主である久世(くせ)家自慢の娘だった。しかしそれも昔、父親の代で没落してしまい、今では蝶子はそば屋の元お嬢さま。さらに事件は続く。彼女が入社した会社で配属されたのは、面接でセクハラをしてきた面接官。しかもその面接官。蝶子の家の元使用人である“ちゃーちゃん”だったのだ

ありえない・・・ぶっちゃけ過ぎて悪いのだが非常に面白くなかった(汗)キャッチフレーズは『男版ツンデレ』らしいのだが、これははっきり言ってツンデレではありえません。ただの2重人格です、作者にはそれが分からんのです!




ただ会社では厳しくするってのは他の作品ではいくらでもあるし、何よりこの作品中のちゃーちゃんはセクハラを通り越して犯罪である(普通「処女か?」なんて聞かない)。しかも面接で聞く事自体おかしい。これだけで退社ものである。漫画なんだからある程度ファンタジーも許さないといけないかもしれないが、この作品のはちょっと許せなかった。蝶子も蝶子で周りに処女って言いすぎだ。

他にも会社内では厳しいってのも厳しいを通り越してただのいじめである。

展開の古さも目に付く。今時の作品のクセしてエレベーターに閉じ込められるハプニングは文字通り閉口もの。ちゃーちゃんの性格もよく分からん。恋のライバルが現われて(この場合ちゃーちゃんの恋人)ドキドキしてたが実は男だった。ここまでは許せるがちゃーちゃんはその男とキスまでしてるのだ(しかも嬉しそう)。どうしてホッと出来るのだか・・・そんな男のどこが良いのか・・・。


ちゃーちゃんのキスシーン。相手は男

読んでて思ったのだが設定だけ考えて後は勢いで描いてないだろうか?そのせいか内容は凄く浅い。題名の由来も1巻にして明らかになってしまう(その題名すら浅すぎる)。絵は綺麗ですし、キャリアも深い、何より好きな人も多いので私の偏見かもしれない。それでも、もう少し勉強してもらいたいと思ってしまった作品でした。
        

また、作者が好んでるのかよく潰れた蝶子の絵が出てきます。異常に出てきます。が、これがあまりにも可愛くない。これはよくある事で、例えばゲットバッカーズ奪還屋ではタレ銀次、SAでは人形verの主人公達。作者が良かれと思ってふんだんに登場しますが、話の流れ的に違和感がある。ただディフォルメ化した程度なら文句は無いんだけどなー。


おまけ




おまけページで「お嬢さまは白」と下着の色をチェックしてますが・・。




この角度では普通見えません。


5段階評価・・・1

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河原和音さんの短編集です。

ai02.jpgai01.jpg

まず、この漫画のタイトルにもなってるこの作品。友人に恋人候補を紹介する事を得意としたひかる自身が恋をする話。

紹介するのが得意だから恋愛が得意ってわけじゃあ確かに無いやな。でも人徳はあるわけで、うまくはいくと思う。過去の作品に比べたら軽めですが、すっきりまとまってて良いと思う。なにより主人公のその記憶力がうらやましいと思った作品でした(笑)


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『こんな私でよかったら』
恋に憧れるめぐみが初めてナンパをされ、そこから恋が生まれるが、それは友人が女性のナンパに成功したら1000円やるっといったゲームだった。きかっけは何にせよ直樹は本当に好きだったのだが・・・

うーん、難しいよな。きっかけがゲームじゃあ女性が怒るのは当たり前だろう。お互いいい人だったから良かったのかな?まあ、こういった他人に迷惑をかけるゲームはしちゃいけませんよ。私も中学の頃いきなり女子にビンタをくらった事があります。そして「あなた何て大嫌い!」って言われたんですよ。一瞬何がなんだか分かりませんでしたが、遠くで他の女子が見て笑ってて、後に理由を教えてもらったので”じゃんけんによる王様ゲーム”だと分かりましたが、やっぱりむかつきましたね。告白のバツゲームだったら良かったのにさ(えー

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『チョコレート・ステークス』
めずらしく男視点な作品。この漫画で一番のお気に入りです。バレンタインの物語ですが、主人公水林は上田にチョコを貰いたくて仕方なかった。しかし、それはただ純粋に上田が好きだと気付く。その過程がとても丁寧に書かれていたなー。最後の展開はかなり感動した!『上田が涙ぐむので 俺も泣きそうになった』って台詞で泣きそうになったのは他でもない私です(笑

5段階評価・・・5

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文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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