評論（漫画） のだめカンタービレ

のだめカンタービレ（1）

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二ノ宮 知子
講談社
 

おすすめ度の平均:

多分着眼点が違うな。
クラシック音楽を舞台にしたハートフル・コメディの大傑作！
残念
少女コッミクにはあるまじき主人公像がすごい
これは…
 

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親愛なるヴィエラ先生

なんで僕は日本にいなければいけないんでしょうか・・・。　

天才ピアニスト千秋真一は将来はパリでの指揮を目指す音楽家である。トラウマを克服して何時かはっと意気込む日々を送っていた。一方、不思議少女のだめは才能はあるものの、やはり子供の頃のトラウマにより、ピアノ音楽を遊びとしていた。二人の出会いはふたつのトラウマを消し去り、ひとつしかない音楽を奏で出す。



ドラマにもアニメにもなって有名にも程があるので知らない人は居ないでしょうな。

音楽の見所はもちろん、全体通して笑えるのがこの作品の見所。

しかしまあ、アクは強いので嫌いな方はとことん駄目でしょう。現在こそ両思いな二人ですが、のだめは最初ただのストーカーです。嫌がる千秋に引っ付き離れず、冷たくされたら被害妄想。これをギャグと取れれば満点で読める。





また千秋とのだめの関係も面白い。確かに二人は求め合い始めてるし、気が合ってるし意識もしている。でも作品の雰囲気としてあくまでパートナーとして描いてるから面白い。完璧に恋人と言った恋愛調を強くしたらここまで面白くなかっただろう。あくまで笑い、あくまで音楽。これがこの作品の成功なのでしょう。

後半、舞台はパリに移って主人公以外のメンバーがやや代わってますが勢いは止まってません。同じです。これを続けて楽しむ事が出来るかは人それぞれ。実は私はパリ編以降はあまり読んでないんですよね。なんか飽きちゃって。

活き活きと演奏をして認められるのだめも面白いんだけど、徐々に真価を発揮するのだめの方が私は好きだった。決して中だるみしてるわけじゃないのだが、何か、何か新鮮味が無くなってしまった。

5段階評価・・・4


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のだめカンタービレ（23） (講談社コミックスキス)

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二ノ宮 知子
講談社 (2009-11-27)
 

堂々の最終巻です。一応、読みました。
まあ、らしい終わり方でした。物足りなさも十分ありましたが、こんなものですよね。

この漫画の大きなテーマはのだめの成長であるからして千秋との恋愛は掘り下げる必要性は確かにない。でも寂しいな（笑）


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のだめカンタービレ（24） (講談社コミックスキス)

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二ノ宮 知子
講談社 (2010-04-26)
 

おすすめ度の平均:

やはり初期のあの勢いが感じられ
まさかの２４巻
次が楽しみ。
音楽への愛は変わらず
おもしろ〜い！
 

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おまけ、番外編な一冊です。
のだめがおまけ程度ですし、峰が無意味に全面に出ていることから、ファンには不評です。