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ヴァンパイヤー戦争〈2〉月のマジックミラー (講談社文庫)
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 前巻でさらわれてしまったラミア。救出するために九鬼鴻三郎は謎の組織たちと立ち向かう。そんな中、彼の前に現われた水城蒔恵。彼女は敵か味方か?

うーん、無駄が多いな。会話のシーンは半分に減らせるんじゃないかな?他にも主人公の独り言も多すぎ。何かな?全10巻なのはいいがテンポが非常に悪く感じてしまうのだ。前巻の評論に書いたように、行動がワンパターンですしね。

それとこの作品。登場人物全員がどこか”ぬけている”感がある。主人公はまず敵に捕まりすぎである。あんだけ警戒しているのによくもまあこんなに捕まるものだ。そして大抵は抜け出す。そしていちいち捕まった敵の所に復讐しに戻る。で、何故か結構すんなり潜り込め、敵に復讐する(中には既に死んでいたりもする)。敵も敵で捕虜に逃げられておいて警備は手薄としか思えない。あまりにも迂闊である。主人公があまりにも有能だからと言うのなら納得だが、その前に捕まっているから脳内脳内補充にもならない。

最大の欠点はやっぱり『イラスト』が合ってないな。表紙を見て分かる通り、イラストはTYPE-MOONの竹内氏なのだが非常にシンプルな絵です。この独特さはTYPE-MOON特有のものである。

でも、この作品は少し違うのだ。登場人物の絵が物語とどうしても一致しない(汗)これはとても苦痛な事で、だったら絵無しでの方が、こっちの都合の良い様に想像出来るだろう。文章とイメージが合わない絵だと読んでいて本当に辛かった・・・。

っと言うわけでこの作品は全10巻なのですがもう買いません!以上!



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・ 評論(書籍) ヴァンパイヤー戦争〈1〉 吸血神ヴァーオゥの復活

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愛と哀しみのエスパーマン (富士見ファンタジア文庫)
秋田 禎信
富士見書房
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おすすめ度の平均: 2.5
2 時代に合わせた作品か
3 気分転換にゆるく読み流そう
3 び…微妙…
 

 


 王子悟は人生のどん底に落とされていた。なぜなら先日、都合教子に物凄い台詞で振られてしまったからだ。しかし、それだけではない。今、彼の目の前にあるボールは浮いている。確かに浮いている。しかも自分がやっているのだ。今、まさに、哀しみの中でだけ力をはっきする悲劇のエスパーマンが誕生したのだった。


こういった本を久々に読んだなー。オーフェン、エンジェルハウリングと非常に深く、重い話を書いてきた秋田氏の初めて肩の力を抜いた作品。しかし、それだけに秋田ファンとしては寂しい事この上ない。読んでいて何と物足りない事か・・。

まず、ちっとも深くない。

色々な物事が説明不足のままひたすら突っ走ります。その勢いはやはり秋田作品特有のもでギャグなどを含めて非常に面白いのだが、やはり裏づけが無いのでどこか置いてかれている感じは否めない(冷汗)

それでもキャラが活きているからまだ救われる。好きなように描いたという言葉どおりみんな活き活きしてるのだ。まあ、それすらも読者を置いていってる感を与えるのだけどね(失笑)

エンディングすらも物足りない『え?これで終わり?』って感じ。本人達はオーケーなのかもしれないが、読んでるこっちとしては何が解決されてるのかがよく分からなかった。

結局の所、この作品で一番のクライマックスは一体どこだったのか、
最後まで理解する事が出来なかった。

人物ひとりひとりは非常に面白い性格をしてるので、
もし出来たら同じ登場人物でもっと深い作品を読みたいですね。




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ヴァンパイヤー戦争〈1〉吸血神ヴァーオゥの復活 (講談社文庫)
笠井 潔 武内 崇
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おすすめ度の平均: 4.0
1 月型の武内崇の絵が好きな人はチェック
5 表紙の人、人気だな・・・。
2 お子様には難しい
1 全然です。
4 ノリは、少年ジャンプ系かな?
 
 蝙蝠を思わせる黒マントの男とその配下が極秘計画を進めるNASAの通信基地を急襲、計画を頓挫させる。しかし、それは時空を超えた「光と闇の戦い」の序章にすぎなかった。戦いに巻き込まれた九鬼鴻三郎は攻防のカギを握る美少女・ラミアに近づく。兆す黒マントの影。壮大な伝奇世界の扉が、いま開かれる。


人気原画家の表紙に騙されてはいけない!非常に読んでてつらかったです。

色々履き違えてしまってる感がある作品でした。

基本的には

『主人公ピンチ→新しい謎→解く→その人に会って見よう!→死んでるし!→新しい謎』

のエンドレスです。あ、随所にエロスが入ってます。

さて、どこから語ったものか・・。

まず、戦闘シーン。何でこんなに盛り上がらないのだろうと思ったらどれもワンパターンと言うか描写が一緒なんだよな。だから飽きる。私の大好きな『魔術師オーフェン』シリーズとは天と地ほどの差があった。全然主人公が格好良く見えないんだよなー。

謎解きも話が難しすぎて付いて行けない。とにかく会話が多かったのだが無駄な部分も多かったのでは?

散々数ページに渡って語ったと思ったら

-------------------------------------------------------------------------

「まあ、いい」

俺は話を打ち切った。パリまでの道中、退屈しないですんだのは有難かったが、直面している謎の究明には参考にならない無駄話だった。

-------------------------------------------------------------------------


意味無いんかい!!こんな事もしばしば(失笑)

要は1巻まるまる”序章”なんだよな。だから飽きる。でも登場人物は死に過ぎだよね。結局主要人物は3人しか残らない序章ってどうよ?感情移入の暇すら与えない。

そして、登場人物死亡以上に多いのが主人公の濡れ場!

ハッキリ言って出てくる若い娘全員とやっちゃってます!!

例えるならまさに猿!ホカホカですな。

主人公の頭の中はそれしかないんかい!っと突っ込みたくなる程あっさり手を出します。しかもまさか1巻にしてヒロインであるラミアに手を出すとは思わなかった。自分の欲望のままに動く彼に少しでも共感出来る人がいるのが疑問に思う。

序章なら序章でグイグイ引き込ませる何かが欲しかった。面白いと思って2巻まで買ってしまったのだが・・・う~ん、どうしよう・・。

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NHKにようこそ! (角川文庫)
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文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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