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製作: 2002年度作品/アメリカ映画
ジャンル: 近未来サスペンス
5段階評価: 4・・・頭痛い(笑)
時は2054年、場所はワシントンDC。犯罪予防局の刑事ジョン・アンダーソンは、予知能力者・プリコグの透視により、次々と犯罪を未然に防ぐ捜査官だった。しかし、そん中プリコグがジョンを未来の犯罪者と予知してしまった。追う立場から追われる立場へ、しかしこれは明らかに仕組まれたもの。ジョンは追われながらも犯人を見つけなければならないのだった。
難しい、非常に難しい作品だった。
例えばこの物語の最初にバックでかかる曲はシューベルトの未完成。つまり事前に犯罪を予知して逮捕するシステムは未完成と言うメッセージなのだが、こんなのを深く考えながら見てたら疲れてしまう箇所が多々あるでる。適度に考えて見るようにしましょう(笑)
近未来って設定も非常にうまく利用してると思う。目玉を取り替えるシーンや、眼球検査をするロボットが包帯をずり上げるシーンなどはドキドキしっぱなしである。プリコグの予知により敵を避けていく場面も見応えがあるし笑える。
さて最後の展開だが、はたして納得することが出来るかどうかは疑問になるだろう。
ジョンを陥れたのは確かに分かったのだが、結局ジョンの息子を殺したのは誰だったのだろう?っと疑問が残らないだろうか?作品の主軸じゃないっちゃ主軸では無いし気にするのは野暮なのかもしれないのだが、やっぱりちょっと気になった。
また、個人的な希望としては、ジョンのライバルつか、ジョンを追う捜査官には死んでほしくなかった。途中で事件の真相を知っていったまでは良かったのだが、その直後で死んでしまうのでは彼の存在意義が半減してしまわないだろうか?私個人としては彼には途中で気が付いた時点でジョンを影で協力するパートナーとして働いてもらって、最後に握手でもしてもらいたかった。・・・考え古いっすかね(汗)
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自己紹介:
文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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