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世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫
片山 恭一
小学館
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 今更なのでストーリーは解説しません。めちゃくちゃ売れた本ですね。原作の他にも映画、連続ドラマにもなりました。私は映画を先に見て、本を読む事となりました。

映画と違って大人の朔太郎は出てきません。なので純粋に等身大の少年少女の恋愛ですね。どっちが良い?って聞かれたら多分先に見た映画だろう。というか、この作品はどっちかで充分かな?オチを知ってしまってるんだし、映画を先に見たら映画が一番に感じるし、本を先に読んだら本が一番に感じるんじゃないかな?

また、私的に朔太郎が本の方が映画より気さくな奴だったのは読んでて面白かった。ただ、時々行き過ぎてる感はある。受け取り方によっては、人の話の腰を折る、マイペースな会話を好む困った人間である。

なんにせよ丁寧に作られた作品であるし考えさせられます。ささいな願いすら叶えられない少年、少女。彼らには未来が無く、今を一生懸命に生きる姿は必ず涙を誘う事でしょう。

余談ですが、この本を読む前に後輩に「この作品、映画と違って本は大人の付き合いありますよ」って言われてかなりドキドキしたものですが・・・・ねーじゃねーかー!!(馬鹿)



<<関連記事>>

・ 評論(映画) 世界の中心で、愛を叫ぶ
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