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機種: PSP
製作: SQUARE ENIX
ジャンル: RPG
5段階評価: 3・・・シリーズファンなら
かの有名なFF7の7年前が舞台となる。
主人公はソルジャークラス2ndのザックス(鈴村健一)。彼はいずれソルジャー1stになることを夢見て仕事をこなしていた。そんなある日、事件が起きた。ソルジャークラス1stであるジェネシス(Gackt)が仲間を引き連れ神羅を脱退。行方をくらませたのだ。
ザックスはアンジール(井上和彦)やセフィロス(森川智之)と共に事件を追うのだが……。
さて、本作品ですがシリーズのお約束となる物があまり無いので少し違うものと見た方が正しいかもしれない。私はプレイしていて「ああFFをプレイしてるんだなー」とは感じなかった。
また、純粋にRPGしたい!っと思ってやるゲームではないね。宿屋や装備の概念はないですし冒険をしている気分にはなれない。あくまでFF7の裏舞台を覗いてる感覚に近いかもしれない。
システムはやや不親切。
まず、マップ表示はないのですか…(涙)
道筋は複雑ではないです。複雑ではないのですが、似たような景色ばかりで視界が悪く迷ってしまうのです。ほとんど迷路状態。特に草原なんて視界が悪い悪い。しかも戦闘の後には自分がどっちに向かって歩いていたのかが分からなくなります。
そしてやっぱりパーティーは組みたかったなぁ…。キャラクターは沢山出てきたから使用したかった。シスネなんて実際には居ても居なくても困らない人物で実にもったいない。まあ彼女も他作品のゲストさんではあるけどね。
さてストーリーはですが、やはり番外編となるのでしょう。単品でも楽しめるのかもしれませんが、やはりFF7を知ってこその作品だと思う。FF7からのゲストキャラも出ますしね。
全体的に悲しい雰囲気を出していて、そこは世界観が出ていて良かったと思う。結末を知っているからこその悲しさが溢れていました。エアリスもザックスも何とも不遇な人物なので幸せな姿すら物悲しかった…。
映像の綺麗さはさすが。でもそこまで求めてはいないかな?
だったら敵やミッションのマップなどの種類を増やして欲しかった。何度、色違いの敵と戦ったか。何度、同じパップにお邪魔したことか。
またシステム面ですが、分かりにくい様で分かりやすい。とりあえずひたすら戦っていればレベルが上がるのでクリア自体は問題ありません。ただ、表示されない経験値やD.M.Wなどは少し分かりにくい。基本的には“運”なんで揃わないときは、とことん揃わないのでストレスがたまってしまった。
総合的にみると、FF7を知っていて及第点レベルですかね?映像は綺麗ですが、今やそれだけでは売りになりません。何かひとつでも「おお!」っと驚ける物が欲しかった。この物語を知りたいだけなのなら、ネットや本で情報を収集するくらいで丁度よいのかもしれませんね。
最後に、Gacktを起用する必要性はあったのだろうか?
声優としては悪くないと思う。しかし、悪く言えば無難。そして制作者がガクトを起用する前提での台詞を考えてるとしか思えない。物語を語るように話すのがジェネシスの特徴であるのだが、やはり普通に感情の起伏がある人物だったら演技は格段に難しくなり、Gacktには荷が重かったでしょう。
まあ下手な芸人やアイドルと比べたら何十億倍も上手ですけどね。
ついでに絢香の歌は合ってません。切ない場面に絢香の強い歌声が何ともミスマッチ。制作者さんの意図が理解できません…。
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