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Hyper Hybrid Organization 01‐01―運命の日 (電撃文庫)
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高畑 京一郎
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おすすめ度の平均:
面白いがオススメできない・・・力不足…か
<!>
なんだか拍子抜け。
山口貴久は大学院生。
ハイブリットの研究をしていて彼女も居る。平凡だが満足のいく人生を送っていた。
しかし平和は突然終わりを告げる。喫茶店に現われた、世間を騒がす黒い覆面集団、そしてガーディアンその戦いに巻き込まれ、恋人の緑川百合子は死んでしまった。
しかも不可抗力と言えども恋人を殺したガーディアンは世間ではヒーローとして取り上げられていた。恋人が殺される前にも後にも・・・・。貴久はそれが許せなかった。
失望の中で決めた決意。
それは復讐だった。
連載物の小説では久々に続きが読みたくなりました。ハイブリッットを始めに専門的な単語は出てきますが分かりやすく説明されてます。
また、単純そうで奥が深いストーリー。これが読みやすくてとても好感触。普通SFやサスペンス物は単純な構造の話をやたら小難しい単語をばら撒けて理解しにくくしますからな。
また、文章に格好付けた様子が見られないのも良い。言葉一つ一つがいわゆる『普通の人だったらこうなるだろう』と共感できる物なのだ。これも無理に格好付けてない難しい言葉で飾らない事の良い特徴だろう。
この作品には善と悪ははっきりしない。
それを表しているのがガーディアンだろう。世の中がヒーローと称える。彼女が命をかけて守った子供すらガーディアンに憧れるのだからおかしな世の中だ。だが、これはあくまで主人公の視点。つまりこの作品において主人公はあくまで一人なのだ。
人の心すらも操る。これこそが悪。
それに主人公がいかに立ち向かっていくか。この先が楽しみです。
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