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著者: 村上 春樹
初版: 昭和63年 10月5日 
種類: サスペンス・ファンタジー
5段階評価: 5・・・読み応え抜群!

 

 しかし、この人の本はつくづく凄いと思う。本を書く前からきっとこの人はその『世界』が出来てるんじゃないだろうか?とにかく壮大な物語だった。まず、この本はふたつの物語からなっています。『世界の終わり』『ハードボイルド・ワンダーランド』このふたつの物語、全く接点が無いようですが後半に入るにつれて接点を持っていき、最後に繋がる所は思わず溜息が出ました。とりあえずそれぞれの評論を

ハードボイルド・ワンダーランド
 平凡な計算士だった主人公。しかし、とある老人から仕事を頼まれ、一角獣の頭蓋骨を貰ったことにより事件に巻き込まれてしまう。記号士たち、"やみくろ"に命を狙われつつももう一度老人と出会った主人公は、自分が事件の重要人物であると共にもうすぐ"世界の終わり"が訪れる事を知らされる。

マトリックスを見ているような感覚で読ませていただきました。
ただひたすら哀れな主人公が意外にものんびりした考えをお持ちで笑えた。

この主人公は頭は良いけど馬鹿だよね(失笑)

自分がどんな危機にとらわれても日常生活の疑問点を思い浮かべるのはなんとも大物な人間である。
後、良く音楽の名前が出てたのは(「私はただ~~を聞いて」など)村上春樹らしさの出てた話である証拠。この音楽を聴きながら村上さんはこの場面を書いたのかな?など、想像するのも村上ファンなら一興だろう。


世界の終わり
  主人公はある街に辿り着いた。今までの記憶は無い。自分は誰なのか?どこから来たのかも分からず。主人公は街に入り、門番に"影"を剥がされてしまう。そして、街に入りその異様さに気付き"影"と相談し街から抜け出す計画を立てる。しかし、主人公は感じ始めていた。この不自然さで完全な自然を作り出すこの街を気に入り始めている事を。

どっちかと言うとこっちの話の方が好きです。
幻想世界に弱いんですかね~。よく思いつくもんだ。

特に"影"が言葉を話す生きてる者として書かれてるのが斬新だ。
この世界では影が人間の"心"として書かれてます。

影は常に人と共にあり、記憶や経験をしてきて、その影を無くして初めて人は"心"つまり"気持ち"を無くしてしまうと言いたいのだと思います。主人公の最後の選択は正しいと私は思ってます。主人公は"外"の世界をとても退屈でつまらないと思っていました。そしてこの街は主人公が望んだ形。だったらそこで平和に過ごすのは決して悪い形ではないんじゃないかな?


まとめ
とにかく読め!損はしません。ノルウェイの森で難しいと感じた人もこれなら大丈夫なはずです。上下巻ありますがサクッと読めますよ。




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・ 評論(書籍) ノルウェイの森

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文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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