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製作: 2010年度作品/アメリカ映画
ジャンル: ファンタジー
5段階評価: 4・・・個性の強さがクセになる
少し変わった娘であったアリス。
父親はそんな彼女を溺愛し、彼女もまた父親を愛していた。
しかし、父親が亡くなり月日が流れ、アリスは19歳になっていた。
19歳となったアリス・キングスレー(ミア・ワシコウスカ)はパーティに出席していた。それは母親と姉がアリスを結婚させるためのパーティだった。突然の貴族の御曹司・ヘイミッシュから求愛。彼女の頭は混乱していた。
そんな時、彼女は1匹のウサギを見つける。服を着たウサギ。
自分にしか見えないウサギ。彼女は自然とウサギを追いかける。
まるでその場から逃げ出す様に…。
うーん普通かな?それとも期待し過ぎてたのかもしれない。
多分、近年の映画作品の中では上位に位置する作品ではあると思います。
まずファンタジーとアリスの成長が主なのは分かりますが、
せっかく戦闘シーンがあるならもっと迫力があっても良かったと思います。
実にあっさりしてました。
しかし奇抜なキャラクター達の言動は実に愉快で面白く、良い意味で子供向けだと思う。私もこんな雰囲気のアニメで大爆笑してたなーっと少し懐かしく思えました。
また映像も綺麗でした。アリスの世界では味気なかった世界が、不思議な世界に行った途端に全体的に原色の強い(つまりアクの強い)色使いに変わり、まさに世界観が変わったこと示していました。アリス自身にも徐々に色合いが明るくなったのに気が付きましたか?そんな拘りはさすがディズニーですね。
CGの使い方も上手でしたね。って言うか可愛かった。邦画はCGの使い方が下手なんで本当に見習って欲しい。最近はコメディ箇所を何でもかんでもCGでごまかすのが邦画。ウンザリです。
さて、ストーリーですが「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」が混ざった物。
どちらかと言えば「不思議の~」がベースで後はオリジナルってのが印象でした。
ワンダーランドとアリスの密接した関係も興味深く、見る人の探索心をくすぐってくれる。ハッターの最後の言葉、アリスの世界に現れた蝶々、双子の兄弟と姉妹。はたしてワンダーランドとはアリスにとって何なのか?
もしかしたらパラレルとかそんな物ではなくて、
ずっと身近な世界なのかもしれませんね。
不思議で不気味で可笑しくて、子供の記憶も蘇ってお得な気持ちになりました。
大人も子供も全ての人に見てもらいたいです。
ちなみに、CMやポスターではマッド・ハッター(ジョニー・デップ)がメインに思える立ち位置だったのは何故だ!?話題性を重視かい?
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