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製作: 1997年度作品/アメリカ映画
ジャンル: コメディ
5段階評価: 2・・・『ジムキャリーの映画』って感じ



 フレッチャーは1流の弁護士だった。まさに無敗を誇る程の腕なのだが、それはひとえに“嘘がうまい”と言う特技の賜物なのだ。しかし、それはプライベートも一緒で、周りにはお世辞や嘘でしか会話をしなく、そして息子との約束事すらも嘘を付いてしまう。息子は願った。「一日だけ嘘のつけない父親になって欲しい」と。かくして願いが叶ったその日から、フレッチャーは地獄の様な日々送り、大切な何かを見つけることになる。

少しのCGも使わず、アクションシーンも無しの、まさにコメディーファミリードラマ。急に嘘を付けなくなったってことだけでは数ある映画作品の中におにては結構地味な方だろう。そして、それを補うのが役者の演技と言っていい。そしてジムキャリーである。

彼の特技は何と言っても表情豊かな顔演技。それが十分に発揮されてる。っと言うかむしろ彼にしか出来ない役柄である。さらに言えば彼の為に用意された作品と言っても過言ではない。

だれかれ構わず本心で語ってしまう驚きとその表情が実にうまい。しかししかし、この映画を見てしばらく経った今。思い出すのはジム・キャリーのリアクションのみ。他の役者さんの顔すら思いだせん。クライマックスのほんのりと淡い感動は好きだった様な気もする(冷汗)

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