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製作: 2004年度作品/日本映画
興行収入: 48億円
ジャンル: 家族愛
5段階評価: 5・・・今だかつて無い感動!
妻に先立たれながらも6歳の息子・佑司(武井証)と二人で何とか幸せに暮らしている秋穂巧(中村獅童)。そんな巧たちの前に、彼らを残して一年前に逝ったはずの妻・澪(竹内結子)が梅雨のはしりのある雨の日に現れる。ただ彼女は一切の記憶を失っていたしかし、巧と佑司はそんな澪を優しく迎え入れ、3人のちょっと不思議な共同生活が再び始まる。(公式HPより)
何て良い映画なんだろう・・・。
涙腺が壊れてしまうくらい泣いてしまう事絶対です!マジ参った!完敗だ!
ストーリーが実に丁寧に作られているんですよね。その全貌に謎解きというか、伏線が散りばめられており、見るものの目を離さない。そして最後の別れのシーンの後に、全貌が明らかにされるのですが、関心させらえるばかり。「いま、会いにゆきます」って単語が出たとたん再び涙腺が壊れましたとさ!
登場人物全員が純粋なんだよな。細かい所だと、一見無責任っぽいけど子供の気持ちをきちんと理解してあげてる学校の先生や、佑司が「内緒だよ」っと言って秘密を聞いた女の子もきちんと秘密を守り、最後には佑司に協力している。ケーキ屋の親父もいい感じだ。
音楽も効果的に使われている。手を繋ぐ場面、別れの場面。最初は静かな曲調で、盛り上がる部分で一気に盛り上げてくる。この音楽を聴いただけで、その場面を思い出し泣ける事だろう。
また、この作品は6月・雨の景色を非常に良く映していて、その風情を見るだけでも価値はあります。私的には『世界の中心で、愛を叫ぶ』よりも感動したかな?
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試作型 惇兄
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自己紹介:
文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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