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製作: 2005年度作品/邦画
興行収入: 38.3億円
ジャンル: 刑事サスペンス
5段階評価: 1・・・どっちつかず


 新宿で殺人事件が起きた。容疑者として挙げられたのはなんと警察官だった。だが、彼は取調べ中に逃亡、そこで交通事故を起こし死亡してしまう。その数日後、事件の捜査本部長を務めていたの室井管理官(柳葉敏郎 )は拘置所にいた。何故彼に容疑が・・・?

スピンオフ作品第2段・・ってことですが、踊るシリーズからの登場人物は新城(筧利夫)や沖田(真矢みき)の二人。“おなじみの”って点で言えばスリーアミーゴがちょろっと出ただけ。雰囲気はもはやシリーズ物ではないのでファンは無理して見る必要は無いでしょう。

そして『交渉人真下―』以上に違和感が・・・。

室井さんのピンチに対する青島の動向が薄すぎる。面会に来たのがスリーアミーゴってのは面白いが立場上では無理な設定である(まあサービスシーンなのだろうが)。特に最後のシーンで湾岸署のメンバーが誰ひとり見送りに来ないのはファンとしては飽きれを通り越して製作者に怒りすら覚える所だろう。

では、ただの刑事サスペンスとしてみたらどうだろうか?

それにしても粗が目立つ。まず、室井管理官の弁護人として登場する小原久美子(田中麗奈)だが、彼女の役割は室井管理官に昔話をさせるだけの存在である。肝心の弁護においては、相手役の灰島弁護士が思わず口を滑らせただけで、基本的には役にたっていない。

そもそも室井管理官の逮捕理由など設定に無理もありますし、事件の真相も拍子抜け。そもそも警察同士の派閥の問題はシリーズ通してずーーっとやってることなんだからいい加減止めてもらいたい。

全体的に重く、ゆったりと進むのでファンが期待して見ると失望してしまうでしょう。そして本格刑事物を期待して見てしまうとやっぱり失望してしまうでしょう。ギバちゃんファンのみならお勧め出来るかもしれません。

最後に、おもいっきり失望した点をネタバレで言わせてもらいます。


正直「え?いいの?」っと思ってしまいました。室井さんが広島に行っちゃうってことは、踊るシリーズはもう終わりなんでしょうか?もしそうだとしたらこんな(失礼)作品で終わりにして欲しくない。だったら踊るシリーズできちんと終わって欲しいし、そうでないのならこの作品自体止めてもらいたかった。



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