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製作: 2006年度作品/日本映画
興行収入: 76.5億円
ジャンル: 伝記(アニメ)
5段階評価: 2・・・勉強してください



 時は昔、人の住む世界の均衡が崩れようとしていた。人間の住む世界には現われるはずのない龍が2匹現われ共食いを始めた事から始まる。原因を探るために旅に出るのは大賢人ゲド(声:菅原文太)。彼は旅の途中で少年アレン(声:岡田准一)と出会う。

彼は父親を殺して逃亡中だった。ゲドは少年を連れて旅に出る事を決めるのだった。やがてその途中でアレンは一人の少女に出会う。少女の名はテルー(声:手嶌葵)。彼女は命を大切にしないアレンを嫌うのだが・・・。


CMではあんなに壮大チックだったのに何て陳腐なストーリーだろう。そもそも誰が主人公なのかよく分からない。ゲド戦記のわりにはゲドは活躍せず捕まっちゃうし、かといってアレンもした事といえばクモの腕切っただけ。盛り上がりの欠片もない。話し全体も結局はゲドとクモの浅い喧嘩なのだ(汗)

台詞の下手さはもはやジブリだからってことでかたが付くのだが(失笑)それでもテルー役の手嶌葵は酷すぎた。岡田准一が予想を上回るうまさだっただけに異様に目立ってしまった。悲鳴とか聞くとこっちが悲鳴を上げそうだった程である。

背景は他のアニメ作品に比べたら綺麗なのは認める。しかし、絵が綺麗じゃなくても面白い作品は山ほどあるのだ。それがこの作品ときたらことあるごとに背景絵を見せるもんだから胃もたれをおこしてしまうのだ。分かったから、背景を綺麗に見せるのがうまいのは分かったからいい加減ストーリーを進めろ。町やテルー達の日常風景も見せすぎ。

台詞で説明しちゃいけないだろうって所を全部台詞で説明。アレンが父親を殺した理由も曖昧。追ってくるアレンの“影”もいい奴なのか悪い奴なのかそもそもこの映画における存在意義が感じられない。テルーが最後に龍になる場面なんて理由も説明されず飽きれて物も言えない。何でテルーが龍になったことに誰も不思議に思わないんだろう?

敵のひとりであるウサギももちっと味のある奴だと思ったんだけどなー。ただの3下悪役だった。例えるならサイバイマンだ(うまい例えだと思う)

結局の敗因は壮大な物語を無理やり2時間で終わらせたことにあるのでしょう。ロード・オブ・ザ・リングもハリーポッターも何部にもわけて製作をしてるんです。駄目でしょう、足りない部分を適当にしちゃ。ま、父親である宮崎駿監督だったら何とかしたのでしょうが・・。低迷化が続くジブリ作品の中でも群を抜く駄作でした。





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自己紹介:
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