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使命と魂のリミット (角川文庫)
東野 圭吾
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 7,213

著者: 東野圭吾
初版: 2010年2月25日
種類: サスペンス
5段階評価: 4・・・読書ビギナーには最適です


研修医・氷室夕紀は日々の業務と向上に務める日々と共に、
その胸には秘めたるものが存在していた。

父の手術をした男 母に近づくこの男
西園陽平は、自身の術後に亡くなった父親の代わりの様に母親に近づいてきている。素晴 らしい医者であることは間違いない。だが日々のストレスと比例するように彼女の不信感 は増すのだった。

そんなある日、病院に脅迫文が届けられる。

医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」

担当医は西園陽平。
彼女の中でくすぶっていた何かが動き出そうとしていた。


お手本の様なミステリー
様々な群像劇から始まり、徐々に風呂敷が広がったと思ったら事件発生。
なんて言うか文章の書き方が実にうまいと思った。
 
私的には犯人が寂しくも愚かな存在だったのが良かったです。
読めば分かりますが、結局は犯人の逆恨みでしかないんですよね。どう考えても矛先違う だろ。そして犯行のために他の女性を利用って同情出来ない…だが、それがいい!

推理物の犯人に救済処置なんて要らん!

題名も含めて全体的に綺麗にまとまった作品でしたね。
読書の登竜門として最適なんじゃないでしょうか。

村上春樹などが好きな玄人読者には不評な東野圭吾ですが、
やっぱり私は好きな作家ですね。


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無題
こんばんは。

自分も「使命と魂のリミット」読みましたよ。

現代医学の問題点を鋭くついた作品だと思います。
そのうえ氷室先生と西園先生とのやり取りには胸を打たれましたよ。

確かに綺麗にまとまった作品ですよね。
Posted by NONAME 2014.07.10 Thu 22:02 編集
外れが少ない作家さんです
宮部みゆきや浅田次郎さんは当たり外れが大きすぎて、読むまでが大変です(気持ちのノリが)

最後の展開は良かったですね。
心の汚れた私には読めない展開でした(笑)

純粋に楽しめる作品ですよね。

っと言うかコピペによる弊害が…(汗)
消さねば!
Posted by 管理人@惇兄 2014.07.13 Sun 23:36 編集
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