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著者: テリー・ケイ
初版: 平成10年3月1日
種類: ヒューマンドラマ
5段階評価: 5・・・家族愛に満ちた作品
老人サムは妻に先立たれたばかりだった。自分達の子供達や手伝い人ニーリーの心遣いにより、退屈な日々は無いものの寂しさは在った。そんなサムの前に一匹の白い犬が現れた。サムはその白い犬と交流を深めていくうちに、この犬がかけがえの無いものになっていった。
しかし不思議な事に、この犬は子供達やニーリーには決して見えなかった。周りがサムを怪しむ中、サムは全く気にせず犬との交流を深めていった。そして、ある日、ついにこの白い犬が子供達にも見える日が訪れた。そして、奇跡が起こり始める・・・。
まず、老人サムの心の表れ方が非常に丁寧に書かれている。読んでいるこっちの方が痛くなる位、サムが妻を愛していた事が分かり、泣きそうになる場面が多々ある。また、子供達、ニーリー、そして町全体が老人サムを愛している様が読んでいてとても心地よかった。特に末っ子のジェイムズとサムとの交流は特別な物に感じられ。「ああ、ジェイムズは本当にサムが好きなんだな~」っとじ~んとさせられました。
ラストのクライマックスのサムが旅立つ場面は本当に泣けます!全体的にほのぼのとしているので、苦手な方もい居るかも知れませんが、読書の好きな人はこういったしみじみとした話はきっと好きなはず。痛く、悲しくも心温まる大人の童話、是非皆さんも読んでください!
ちなみに、この本はアメリカで1993年、日本でも1995年に実写で放映されてます。どちらも好評なようですが、日本の方は少し不評なようです。犬とワルツを踊る場面が原作ではサムの歩行器に犬が前足を乗せ、老人が動く事でまるでワルツを踊ってるように表現してますが、日本の方は犬の前足をつかみ無理やり踊ってる感があるようです。興味のある方はこちらもどうぞ。
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文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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