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翼を持つ者 第1巻 (白泉社文庫 た 6-1)
高屋 奈月
白泉社
売り上げランキング: 252764
 
おすすめ度の平均: 5.0
5 また会えた思い出の作品
 


「フルーツバスケット」でおなじみの巨匠高屋奈月さんの冒険恋愛パロディー漫画である。

”名無し”の盗賊少女(つまり孤児)寿は職を求めていた。しかし、この世界で名無しの立場はとても弱いものである。その中で寿は常に明るく前向きであった。そして、ライ文、”翼”との出会いが彼女の運命を変えていく。

   

超純粋な寿と究極馬鹿ヒーローのライ文の馬鹿ップル漫画とも言えますが(笑)

内容は中々深い。人種差別を中心に考えさせられる部分も多々あり、高屋奈月特有の説教っぽい名言も健在。

まあなんだかんだで



ライ文の破天荒っぷりが一番の見所でしょうな


5段階評価・・・3

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クローバー 1 (マーガレットコミックス (2687))
稚野 鳥子
集英社
 
おすすめ度の平均: 5.0
5 面白い!!
5 クローバー1
5 ハマっています。
5 ハマります
5 柘植さん最高!!
 

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紅茶王子 (1) (花とゆめCOMICS)
山田 南平
白泉社
 
おすすめ度の平均: 3.5
2 山田先生は画力に優れるのですが、物語はダメな方ですね。
4 3つの願いをかなえる紅茶王子たちが活躍する、学園もの&ファンタジー
5 無題。
4 ありえないから楽しめるファンタジー。
2 悪くは…無いと思うけど。
 

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あめのちはれ 2 (B’s LOG Comics)
びっけ
エンターブレイン
 
おすすめ度の平均: 3.5
2 一昔前の少女マンガ的
5 明るい性転換学園生活
 



この季節にぴったりの作品をひとつって言うか前回紹介した「あめのちはれ」の2巻です。

以前のサイトとは違って、このブログではなるべく数回にわけて作品を紹介したいなーっと思ってる。てか、以前ほど漫画を読まなくなったから小分けしたいだけなんだけどね(汗)

さて、今巻は主人公達(葉月、冬馬、悠介、淳太、円)の伏線が張られ始めた感じである。それぞれの恋愛・学園生活、そして意味深な回想シーン。これが実に丁寧に描かれていて実に不安である(終わるのかこれ?)

また、1巻に対して女性化の場面は少なく、男子生徒としての学園生活がメインとなっている。それがまた丁寧に描かれて面白い。でも何て言うか、女性作家が描いた男子高校生って感じだね。実際はもっとこう、むさいよ!雰囲気が臭いよ!(体験談)(だとしても表現が酷い)


山野井 葉月(月子)
一番ポピュラーな恋愛をしている葉月君。
好きな女子と話をするも、それは自分も女子である時だけ。

本音を話してく
れるのは嬉しいが自己嫌悪で嫌になる。この気持ちは分かる気がする。


 

何時も「人の考えてることが分かったらなー」とか思うけど、実際は分かりたくないよね。それに相手のことを考えると、他人になりすまして本音を聞くことって辛いと思う。

しかし・・・明らかにこの恋愛が成就するとは思えないのだよ。少なくとも向こうは男である葉月を全くもって意識していないわけで・・・。

するとだ、百合な展開とか期待しても良いのだろうか?
こりゃ大変だ(頭が)


真城 悠介(悠子)、左近司 円(女子名も同じ)
こっちは許嫁関係の話になるっぽい。そもそも女子生徒としての行動があまり描かれてないのでよく分からん。その上、許嫁の話がメインになるのなら、女性化としての話にはあまり絡まないのかね?



如月 冬馬(マコ)、五郎丸 淳太(淳子)
他3人と比べると伏線らしい伏線が無い2人。過去に何かあったとかも無いし。何かに葛藤している様子も無し。

メインとしては、空手部での一連での出来事。空手部に入ると言う淳太。それに付き合う冬馬。当初は簡単な気持ちで仮入部した冬馬だが、その厳しさに驚く。一緒に入った淳太は実は黒帯の経験者であり、先輩をも驚かせるほどの実力者であった。

そんな淳太を見て冬馬は空手部に入る決意をするのだった。

頬を赤く染めながら…。



「だってホントにかっこよかった……!」


・・・・・


・・・



うん、ありだな(結論)
 


<<関連記事>>

・ 評論(漫画) あめのちはれ 1巻
・ 評論(漫画) あめのちはれ 3巻
・ 評論(漫画) あめのちはれ 4巻 前編
・ 評論(漫画) あめのちはれ 4巻 後編
・ 評論(漫画) あめのちはれ 5巻
・ 評論(漫画) あめのちはれ 6巻
・ 評論(漫画) あめのちはれ 7巻

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隣りのタカシちゃん。 1 (集英社文庫 ふ 17-6)
藤村 真理
集英社
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「おまえにゃ負けたな。」



  (  ゚д゚)  ・・・・・・・・・・・・?
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    / 





「おまえにゃ負けたな。」


  ( ゚д゚)   ・・・・・・・・・・・・!!
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /



「もっと頑張れよぉぉぉぉぉぉ!!!」 (松岡修造風に)



包容力ありすぎ!!
ある意味とっても面白い展開であった。

さてさて、実際に付き合う事になった後の2人に問題が無いはずがなく、紗希の怒涛の電話ラッシュの始まりです。



まあ、こうなる事は目に見えてるだろうにタカシ君も甘いね。むしろ変態の領域だと思う。

付き合う前も今も悩みは相変わらず。強引なまでの紗希の押し。まあ、多分こういった愛情表現しか出来ないのでしょう。彼女も精神的にまだまだ発展途上、周りの助言を基に成長していくんでしょうな。周りの人物も相当な問題児ですが(失笑)

しっかし、この作品の登場人物ってのは性格に一癖あるやつらばかりだ。実際にいたら実はおかしいであろうタカシ君が一番まともに見えてくる・・。

そんな人たちが実に微妙に成長していく所は面白い。しかし、この作品において1番の見所は作者の成長だったと私は思う。最初の頃の無理やりな展開や、作画が後半において神がかっていた。次作に期待って所だろうか。

余談だが、タカシ君の様な包容力のある男性は世の中には居ないっと女性には理解してもらいたい。いたとしたらそいつは絶滅危惧種です。優しくしてあげてください・・・。



5段階評価・・・2

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あめのちはれ 1 (B’s LOG Comics)
びっけ
エンターブレイン
 


<<関連記事>>

・ 評論(漫画) あめのちはれ 2巻
・ 評論(漫画) あめのちはれ 3巻
・ 評論(漫画) あめのちはれ 4巻 前編
・ 評論(漫画) あめのちはれ 4巻 後編
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・ 評論(漫画) あめのちはれ 6巻
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文書を書くことが好きな暇人。旅をこよなく愛する放浪者。たまに音楽が作りたくなり挫折している自称芸術家。
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