評論（漫画） となりの怪物くん 5巻

となりの怪物くん（5） (デザートコミックス)

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ろびこ
講談社 (2010-07-13)

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ようやく5巻の記事が書けます。
私は記事を書かないと次の巻は買わないので、これでようやく6巻が読めますよ。

さて、この巻も雫とハルのすれ違い恋愛は加速度を増してニヤニヤしっぱなしなんですが、
やっぱり周囲の物語が熱すぎます！

まずは夏目さん。
みっちゃんに恋する夏目さんは殺人的な可愛らしさがある。

 

-夏目さん-

 

もうほっとけないっすよ！
マジで3次元なんてどうでもよくなるいじらしさ！

まさに犯罪的！
本当にやりかねないっ…！
夏目さん一人のために……強盗だって……！（カイジ）

でも、夏目さんはずっと人との触れ合い事態に憧れがあった程ですから、
恋愛に関しての欲はハルほどは強くないんでしょうね。

どっちかと言うと“恋をしてること”自体を楽むんですね。
それは羨望と言ってもよいでしょう。

恋愛も友情もやっと1歩目、ようやく進んだばかりですからね。
焦らず主人公達と共に成長していく彼女を見ていきたいです。

そして、注目はなんと言ってもヤマケンですな。
まさに男版ツンデレをばく進中。男の鏡です（？）

初登場はてっきりモブキャラと思ってたのですが、
早々に再登場。その後2巻では登場しなかったものの、3巻以降は主役級です。

プライドが高くて本音が言えずに雫に振り回される。
何ておいしい立ち位置でしょう。

 

-雫のふとした一言で-
 

 

-あっさり動き出す感情-
 

自分のプライドに感情が追いつかず意味不明な行動を起こしてしまう。
そんな自分すらも理解できない。まさに恋とは摩訶不思議である。

この作品は主人公以外も要チェックですぜ！

 
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・評論（漫画）　となりの怪物くん 1～4巻
・評論（漫画）　となりの怪物くん 6巻

 

 

評論（漫画） ライアー×ライアー 2巻

ライアー×ライアー（2） (デザートコミックス)

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金田一 蓮十郎
講談社 (2011-07-25)
 

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激萌え！胸きゅん！脳天直撃！！100Mショック！！
 

だった前巻
 

今巻も悩み悶える湊(みなと)が可愛いのである。
しかし、何か今までとは違う気がする。

湊の優柔不断で男を振り回す姿が、どこか不条理に感じてしまうんだな。

1巻は多くの大手サイトが取り上げたのに、
2巻が驚くほど静かなのは、これが原因なんじゃないのかなーって思います。

1巻が面白かったので知り合いに貸しまくったんですが、
女性の方からの不評が多かった要因ではあった。

さて、順を追って感想を語ります。
烏丸君に告白され、返事を待ってもらっている湊。

そして、前回に引き続き透とも続いてしまっている。
烏丸と付き合いたいから透とは別れる決意をする。

しかし、そのタイミングが中々難しいのであった。

 

 

－もしかしなくても手遅れ－

 

そして意を決して別れることになるのだが、
何だか胸が締め付けられたのだよ…。

だって弟君、一途やん？
一生懸命やん？

凄く可哀想だった。

しかし、もっと悲惨なのが烏丸君なのである。
湊と付き合うと宣言されて喜ぶ束の間もなく、クリスマスに振られる。

湊はやっぱり透が気になってしまうのだった。

「自分が誰と付き合ったら幸せになるか」

ではなく、

「誰の幸せを考えたらいいか」

と思った結果だった。

なるほど。
いや、ごめん、よく分からない。

付き合い始めて最初のクリスマスに振られた挙げ句、驚きの包容力

 

 

－理解してあげる思考回路は抜群である－

 

好きな異性と両思いになったと思ったら、
キスすら叶わず振られる心境とは、いかような物か。

本当、烏丸君は良い奴なんですよ。

まあ基本的に悪い奴はいないんだよね。

不本意に酷い行動を取ってしまってるのは恋愛に慣れてなくて不器用な証でもある。

それが登場人物の“味”であるのも事実である。
今巻で一段落は着いたみたいなので、次からはまたキュンキュンな展開を希望である！！

 

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・評論（漫画）　ライアー×ライアー　3巻

評論（漫画） となりの怪物くん 1～4巻

となりの怪物くん（1） (デザートコミックス)

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ろびこ
講談社
 

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水谷雫にとって人生とは勉学であり、それ以上も以下も無い。
目下の興味の対象が微分積分であり人間関係など微塵も気にしなかった。

彼女が吉田ハルの家に訪れたのは担任に頼まれたからだ。
参考書まで買ってくれると言うのだから断る理由は無い。

ただ、それだけだった。
だが、それが誤りだった。

彼は学校でも恐れられる暴力男。
校内での問題は数知れず、誰も近寄ろうとしないまま不登校になった人物だった。

そんな彼に雫は気に入られてしまう。
しかも、それがきっかけで彼は学校に登校するようになる。

隣の席の怪物くん

ああ…彼が来てから勉強が進まない…

面白い！
最近は少女漫画の傾向がおかしな方向に行ってる中、
正統派の恋愛漫画を発見出来たと思う。

雫が可愛いのは義務教育なのは言うまでもないのだが、
不器用な人達が集まって絆を深めていく様は素晴らしい群像劇だと思う。

ふとした瞬間に温もりや心遣いに気付いて何とも言えない気持ちになる。
だけど本人達は気付いてないんですよね。それがまた青春を感じさせてくれるのだ。
 

 

－人との触れ合いが登場人物全員のキモとなる－
 

4巻まででは戸惑いの方が強いのですが、とにかく心の成長の描写が巧い。特に夏目さんは素晴らしいと思うのだよ。可愛いのに男子が苦手で、そして何より絆を大切にしていて切なくなってきます。
 

ようやく見つけた場所は、小さな物だけど大きな存在。
それを怖がりながらも大切に、だけど楽しく謳歌する姿は共感してしまう。
 

－何ともいじらしい夏目さんの願望－
 

また、友人として雫に猛烈なアタックをかまして肩すかしを食らう姿も愛らしい。
4巻までを読んだ時点で色々な物を超越した存在になってしまった。
なんて言うか


俺の親であり、師匠だった。

恋人……それ以上の存在だ

俺の半分は、夏目さんのものだ

どうだろう？
大学の必須科目に入れるべきじゃないかな？
(基礎夏目さん、応用夏目さん、実技夏目さん……ビューティホー)

作品的にも主人公の次に軸の担う彼女をこれからも目が離せない！
次巻以降も購入し続けたいと思います！！


5段階評価・・・5


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・評論（漫画）　となりの怪物くん 5巻
・評論（漫画）　となりの怪物くん 6巻



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となりの怪物くん（2） (デザートコミックス)

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となりの怪物くん（3） (デザートコミックス)

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ろびこ
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となりの怪物くん（4） (デザートコミックス)

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ろびこ
講談社
 

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評論（漫画） スキップ・ビート

スキップ・ビート! 1 (花とゆめCOMICS)

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仲村 佳樹
白泉社
 

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　最上京子は人生の全てを不破尚に捧げてきた。16歳の普通の女子高生生活すらも捨て、芸能人である不破尚のために毎日アルバイトをしながら尽くしてきたのだ。しかし、それは間違いだった。不破尚にとって京子はただの家政婦だったのだ。

芸能人になりたくて上京したのだが、ろくに生活できないので京子を連れてきたのだ。京子は配達のあるバイト中にそれを話す不破尚を見てしまう。かくして、京子は不破尚に復讐するために、芸能人を目指すのだった！！

 

－最上京子。普通に美人だと思いますけどね－
 

っと言ってもドロドロした展開は無く、実に面白いコメディドラマである。何より主人公である京子が異常に根性を持っているので読んでて清清しい。それに京子が敦賀蓮や琴南奏江に出会い、人間的にも成長し、演技が好きになって行く過程も面白い。まあ、一番の見所は京子の操る怨キョ達だがな（笑）取り憑かれたら最後！本当に人間か？この娘は・・・

また作者の細かい設定に、この作品のこだわりが見える。例えば、作品中に出てくるドラマの台本など、作者はきちんと考えているのだ。それに芸能漫画で重要な『表情』がとてもうまく、作者の技量が感じられる。

特に蓮が京子に惹かれていく様は実に巧妙で、この辺りが私的には作品中No.1な物語でした。

 

－この辺りの展開は必見－
 

難点はアニメ化された所からの展開の遅さ！

蓮の恋愛感情や、父親との確執までは実にスピーディーだったのだが、その後(コミック23巻138話)から、いきなり説明もなく番外編が始まり、今まで登場した人物が再登場。その番外編がコミック2,3冊分まで続くのだ。連載では1年以上も番外編が続いたことになる。

味のある人物でも退場したら再登場しないのが作者の美学だと思ってたんだがなー…（汗）

そして、やっと番外編が終わったので、蓮と京子の関係も進むと思ったら、だらだらだらだら！何時まで同じ展開を見せるねん！って感じ。

雑誌連載では蓮の過去に触れてますが、もう当初から伏線を見せまくってるんで予想できてますし早くして欲しいと思ってしまってます。

いまや[花とゆめ]の看板作品だから、直ぐに終わらせられないのは分かりますが、いい加減にまとめに入ってもらいたいです。


5段階評価・・・4

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スキップ・ビート! 27 (花とゆめCOMICS)

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仲村 佳樹
白泉社 (2011-02-18)
 

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少女漫画としては超大台の30巻も目前！
なのに展開が進まないー…

 

スキップ・ビート!ファンブック~LOVE ME! (花とゆめCOMICSスペシャル)

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仲村 佳樹
白泉社
 

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ファンブックって結局は大したことは書いてないですよね（汗）

評論（漫画） あめのちはれ 4巻 後編

あめのちはれ 4 (B's-LOG COMICS)

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びっけ
エンターブレイン
 

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　一昔に比べると現在の漫画界は随分とTS(性転換)作品が増えています。皆さんが認識するTS物と言ったら有名な“らんま1/2”位しかないと思います。しかし、現在は次々とTS作品が世に出てきてアニメ化までしています。ネットの世界では、その現象は特に顕著に表れています。ニッチだったジャンルは一体どこまで浸透し続けるのか…て、え？俺TSについて語ってた？無意識だったわー。完全に無意識だったわー(ミサワ)
 

ー閑話休題ー
 

さて、感想として後編を書きたいと思います。
 

今巻ではトーマと真城は伏線貼りでした。
結構思い内容になりそうなので次巻でどうTSとして絡めるかが楽しみである。
 

そして進展は円(まどか)とゴローですね。
 

まず円。

前巻で許嫁として登場した梓に注目です。

CMにも出ててる位の美少女で小学6年生。小学6年生！？
 

そう、梓はまだ12歳なわけなんですよ。「妹みたいなもの」と言う円ですが、結構まんざらでもない様子で普通にロリコンです。でも梓は普通にナンパされてるし、この世界では問題ないのかもしれません。って、納得出来ないってばよ！
 

そんな円が初めて失敗をする。
梓と出かける最中に腕を組まれ、思わず女子の意識で言葉を発してしまうのだ。
 

「梓 ブラしてないの？」
 

怒った梓は円とブラを買いに行くも逃げる円。

この一連のやりとりは微笑ましくニヤニヤしてしまった。つーか梓が可愛い。本気でヤバイ。ドキがムネムネした。私は決してロリコンじゃない。変態じゃない。そもそも絵柄からしてそこまで低年齢に見えないし恥ずかしがる姿が可愛いのがいけないのであっていいや変態で（結論）

 

－この気持ちを離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから－
 

うん、円は物語ではずっとこんな感じ何でしょうね。恋愛自体はおそらく進展はしないんじゃないかな。梓はやっぱり「お兄さん的な憧れ」で恋してる風に見えるしね。
 

そしてゴロー。
今巻では女子Verでの活躍が光った。
 

痴漢に襲われそうになった桜子を助けるんですが、それがきっかけで二人は女子同士として初めて顔見知りになるわけです。
 

ゴローは男の気持ちで桜子を励まし褒める。

桜子は女子の言葉として嬉しいと言います。
 

-心が　ざわざわ-
 

ゴローは桜子が好き
 

桜子は女子が好き

……つまり…ああ…
 

TSは良いね…リリンが残した文化の極みだよ…

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評論（漫画） あめのちはれ 4巻 前編

あめのちはれ 4 (B's-LOG COMICS)

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びっけ
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最近、何だかこの作品の検索ワードで飛んでくる方が非常に多いので発売したての4巻の紹介をしたいと思う。
 

ちなみに、このブログの検索ワードで一番多いのは『ライアー×ライアー』です。さすが、今一番ネット界で熱い作品ですね。次点はこれで、その次は『スクールランブルZ』です。漫画の検索がとにかく上位を占めてますね。うーん興味深い！
 

さて、まず3巻までは展開が遅かったのにいきなり怒濤の展開ラッシュで非常に面白かった。胸が熱くなりました。
 

あまりにも濃密なので今巻は前後でわけるしかない位なのだ。
 

特に葉月（月子）は素晴らしい！相変わらず北条兄との淡い雰囲気が絶妙でニヤニヤが止まりません！もう…なんて表現したら良いんだろう…そう、男でもなく、女にもなりきれない、哀れで可愛い私の“萌え”です（モロ）
 

本人の自覚無しに相手の感情が徐々に進むのがドキドキします。読んでいたら分かりますが、ふと気が付くと北条（兄）は葉月（月子）のことを思い出してるんですよね。
  

－次第に心を占める感情は…－
 

そして、やはりと言うか何というか…。桜子はやっぱり女子が好きなキャラでした。彼女に内緒で葉月（男Ver.）と会っていた明日美に嫉妬する流れは本当に深かった。
 

どうなんでしょうね？私は分かりませんが女性って秘密を共有しあってこそ友人なんでしょうかね？知れば知るほど女子が分からなくなる葉月。

－知れば知るほど理解できない異性の感覚－
 

「女子って結構めんどうなのな」
 

これはまさに心理である。本当どう動くんでしょうね。この嫉妬話しは微妙にすれ違ったまま解決しましたが、これはもう一悶着ありそうです。
 

さて他の女性化したメンバーも深く掘り下げられていましたが、長くなるの次回で。
 

それにしても寮監日記が毎回素晴らしく面白い。
毎巻2,3ページなのがもったいない！

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