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機種: PC・PSP
製作: key
ジャンル: AVG/人生ドラマ
5段階評価: 3・・・納得できん(汗)
keyの前作品のひとつ、CLANNADのキャラの一人、智代とのアフターストーリー。
今作ではストーリーは大きく2つに分かれる。まずはともと母親との繋がりを経て、朋也とその周りの人間の成長。そこに智代の『永遠に続く愛はある』『何があっても私は乗り越えてみせる』の決意が示されます。そしてふたつめはその実行。いきなり場面は変わって病院内。何と朋也が記憶喪失になってしまっている。しかも月日は3年も過ぎ去っていっているのだった。
最初に、はっきりと言ってしまうとこんな話を読みたくてアフターをプレイしたわけではない!!っと思ってしまった。前作でハッピーエンドを迎えた二人が今回のアフターで悲しい結末を迎えてしまうのはいかがなものか?
”It's a Wonderful Life(人生とはかくも素晴らしい)”が今回の作品の大きな意味らしい。この言葉を智代が口にする事で、彼女が人生においてとても満足の行く生き方をしている事が見受けられる。しかし、いちプレイヤーとしてはあまりにも悲しすぎて憂鬱になってしまった。朋也の手術がまさか見事に失敗するとは思わなかったよ・・・OPやEDの歌詞で「一人になっても―――」って部分があるから怪しいとは思ったんだよな~ああ、憂鬱だぁぁ~
しかし、悪い所だけではないのも確か。笑いの部分も決して衰えてませんし、泣ける所は泣ける!鷹文と河南子のストーリはかなり泣けました。トモと母親の絆にも泣けた。つまりここで終わっておけば自分的にオーケーだったかな?もしくは朋也が倒れた描写が欲しかったし、なによりその現場の智代、鷹文、河南子の『表情』が気になって仕方ない。ほとんどが説明のみで終わってるのには物足りなさを感じる。
ボイスは全くの問題なし。智代もイメージを崩さない。鷹文と河南子も同じ声優さんが声を担当しているとは思えない位素晴らしい。ただ、プラスの面がはたしてあったかどうかは微妙。ボイスが付いた結果、音楽が弱くなったのは事実。前作までのボイスなしでも十分感動したし感情移入も出来たのなら、ボイスは結果としていらなかったのではないだろうか?
OPとEDは、かの折戸氏がAir以来久しぶりに手掛けたと言う素晴らしい出来栄え。ただ、音楽はいたって普通でした。折戸氏が曰く「今作はボイスが入ると言う事で、少し大人しめにしました」っと語った様に印象に残る様な音楽はありませんでしたね。悪くはないんだけどね。Kanon、Air、CLANNAD、どの作品にも劣るなー(汗)
総評とすると、Keyだからって事で甘く見ている部分も多く、ひとつの作品としてはかなりの厳しさになってしまいます。この作品をプレイしてしまうと『朋也の幸せな道はやっぱり渚としかないのか?』とどうしても考えてしまうじゃないですか。あからさま分かりやすいハッピーエンドを嫌がる人もいますが、やっぱり私は最後は笑顔で終わる作品が好きなのですよ。
あ、ちなみに
エロシーンはあってもなくても別にいいやって最初は思ってましたが最後の方ではもうイヤッホー♪(最悪だ)
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主な主演:
ミムラ、オダギリジョー、堤 真一、奥菜 恵、我修院達也、横山めぐみ、北村総一朗、松雪泰子
放映期間: 2003年10月6日~12月17日
ジャンル: 青春群像ドラマ
主題歌: トップ・オブ・ザ・ワールド(カーペンターズ)
5段階評価: 2・・・なんか印象に残らない
司法研修所が舞台の司法修習生が主役のドラマ。まったく新しい試みは素晴らしいと思う。しかし、どれも中途半端に感じてしまった。
まず、重い話か軽い話かをはっきり分けた方が良かったと思います。青春や推理も混ぜてるのは良いのですが、どれも中途半端ですし・・。主人公「楓由子」をベテラン俳優ではなくオーディションで決めたって言うのは面白い。ミムラさんの演技は確かに旨かった。
登場人物も多いが、異常なほど会話が多いのもこのドラマの特徴だろう。ロケ地は少なくてすむが会話が多く、専門用語が多いのは少し困りもの(汗)。テロップも無駄に多かったきがする・・・。
最終回は誰も結ばれないのも想像できてしまった。「また、どこかで会いましょう」って感じで視聴者は果たして満足出来たのだろうか?
白泉社






4つのコマを実にうまく使っている。後半にもってくるインパクトはあまりにも強烈!これについて来れた時、あなたはこの作品の中毒になっている事でしょう。追い越して行ってしまわないように。友人が減ります。
4コマ漫画ですので一気に読めます。ギャグより淡々と進む萌えを重視した4コマ漫画『あずまんが大王』の出現により、現在似たような作品が急激に増えてるなかで、この作品はとても新鮮に感じました。
女性がこんなだしね(涙)
黙ってれば綺麗な人達なのに・・・。
5段階評価・・・5
製作:?
ジャンル: ミステリーホラー
5段階評価: 3・・・賛否両論
これは見ていて痛い!ストーリーもよく分からない・・・。1番最初にいきなり人が死ぬシーンから始まりそのまま[?]のまま最後まで行きます。いや、マジで!
まず、大まかなストーリーは沢山の死に値する罠がある部屋に人が何人か連れてこられます。その建物はキューブのように四角形の部屋が沢山あり出口はひとつだけ。それぞれの罠をくぐり抜け助かろうって話です。集めて来られた人にはきちんと意味があり、刑務所脱出が得意な人。数学が得意な人。医療にかかわってる人などなど。何故、警官が居たのかはよく分からん。
しかし!この警官がとんでもない!最初はリーダーっぽかったのに裏切り裏切り、最後はなんだかいかれちゃってます。見終わった感想としてはまず胸糞悪い!ホラーっちゅーより人間のどす黒いものを見せられてテンションがかなり下がった!でもまあ、ホラー映画ってそんなものなのかもしれない。おかげで印象には残った作品です。
この作品を見ただけでは何も解決はせず。しかし、今までのホラーやミステリー作品は続編の度に飽きが来てしまい、駄作化してしまうもの。続編はどうなることやら。
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今回は湯川の活躍は抑え気味。そもそも物理学的な解決はしてないしね。んで、今回の湯川の推理を読むとなんだか物理学者じゃなくても湯川は探偵としてもの凄く優秀なんじゃないかと思う。
さて、各短編の感想を書こうと思う。
第一章 夢想る ゆめみる
レミと言うなの名前の女性。坂木は彼女と結ばれる夢を子供の頃に見た。誰もが馬鹿にする中、彼だけは信じ続けた。そして、ついに見つけた。同姓同名の彼女を。今日、何時も自分を拒んでいた彼女から誘いの便りが来た。彼は手紙にあったように、夜に忍び込むが…。
何となく犯人は分かります(笑)まあ、他にいないですしね。でもオチは少し腑に落ちない。そんな簡単に刷り込めるのだろうか?うーん。
それにしても「予知夢」ですか…。今回の話を見て思ったのは、自分はそんなの一生見たくないってことですかね。そんなのに振り回されるくらいだったら幸せな夢を一回でも多く見た方が有意義なんじゃないかな。
第二章 霊視る みえる
細谷は長井清美に惚れていた。彼女の行動力、明るさには人を惹き付ける物がある。ある日、彼女は言った
「この前、私にとって幸運な写真が撮れたの」
内容を語らずに去った彼女は突然殺されてしまう。しかし、彼は会っていた。彼女が死んだとされる時刻に。家の外に立っていた彼女を目撃していたのだ。
うん、東野さんは女性が嫌いに違いない(待て)この本を読んでると女性の強さ、そして怖さが伝わってくるね。これはドラマでやってたし、私も覚えていたので新鮮さはなかったかな?それにしても誰も救いようのない話だね。加害者も被害者も同情の余地がない。いくら愛する人のためとはいえ、やっぱり殺すことは何にも解決していない。結局は一生を怯えて追われて暮らすことになるのだから。
第三章 騒霊ぐ さわぐ
夫が失踪してしまい、警察も手詰まり。しかし彼女・弥生には検討はついていた。夫が失踪した後に寄ったであろう家。そこに住んでいた老人。その老人は数日前に無くなった。そして入れ替わるように家に住んでいる人間が居るのだ。
草薙に相談した彼女は彼と一緒に家に侵入した。何時も同じ時間に彼らは出かける。その時間を使ったのだ。夫が生きていたら、必ずどこかに居るはず。探し続けてしばらくして、家に変化が起きた。
家全体が騒ぎ始めたのだ。「これは……」草薙は自分が震えてるのが分かった。
ポルターガイストな話。
ポルターガイストについては結構テレビでも解明されてますよね。でも、解明されないで怖がっていた方が楽しいので解明とかは無粋に感じてたりもする。
さて、物語だが…これもまた救われない話だねー。
今回は珍しく湯川が人間味のある言葉を草薙にかけます。良い人だった人間が理不尽に殺される。これは湯川にとっても心に何か残るのかもしれない。
第四章 絞殺る しめる
坂井のが営む工場は経営難に陥っていた。それは妻の貴子も理解していた。自分達の他、従業員が3人しかいない小さな工場。みんな、何とかしたかった。
「貸した金を返しに貰ってくる」
ある日、坂井は言った。昔貸したまとまった金を返してもらえるそうだ。妻に「今日は出るな」と伝え坂井は出て行った。そして、それが坂井の最後の姿となった…。
うーん、心にシコリが残る話ですね。誰かを殺したってわけじゃないですが誰かを守るために、そして周りは黙認。それで良かったのだろうか?この話は珍しく完璧な解決にはいたっていません。悪い人はいない事件。たまにはこんな結末も面白いかもしれない。
第五章 予知る しる
菅原直樹は浮気をしていたもちろん知るものは誰もいない。妻の静香はマジメな性格だった。そこを好きになったのだが、物足りなくなってもいた。だから惹かれてしまったのだと思う。それが後悔を生むことになったとして。
彼女の名前は富由子と言う。活発な性格で起伏が激しい。落ち着いた静香とは対照的で魅力のある女性だが、今は後悔しか残っていない。何故なら、彼女は今、マンションの向かいでクビを吊っているからだ。
この本で一番湯川が活躍した話。でも出番は少ない(笑)本当にこの作品の主役は犯人と被害者なんですね。にしても怖いよ女性!女性怖いよ!この作品を読み終えた暁には、まもなく不倫は絶対しない体質になるでしょう。奥さん、お勧めですよ!
この話はちょっと不思議な感じで終わってる。でも嫌いなパターンじゃない。きちんと作者さんの中での決着は付けてる感じ。内容としては峰村が最悪の一言。世話になった先輩に恩返しどころか仇で返し、最後は何の責任も取らず周囲を巻き込む。読んでてムカムカした。
さて、全体的にオカルト色の強かった今作。「オカルトVS湯川」ってとこでしょうか。
一巻以上に人間模様が強くなってて面白い。っというか、ドラマで知った作品ですが、まるっきり世界観が違いますね。どっちもどっちで素晴らしい味があります。私は両方好きだな。
しかし…それにしても…事件の背景がほとんど不倫ってどうなのか(汗
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製作: 2003年度作品/日本映画
興行収入: 30.8億円
ジャンル: 人間ドラマ
5段階評価: 4・・・そうきたか~
舞台は九州阿蘇のとある地域。ある日、この世を去ったはずの人々が生前の姿で現れた。願い続け、再会を喜ぶ人々。戸惑う周囲。
厚生労働省に勤務する川田平太(草なぎ 剛)は、この奇妙な事件の真相を探るべく、死んだ親友・俊介のフィァンセ・橘葵(竹内結子)と再会し、調査を始める。そして二人は突き止める。“黄泉がえり”の人々が三週間しかこの世に居られないことを・・・。
深い話です。そして泣けます。この映画は「そうきたか~」って部分があるのですが、これを言ったらこの映画の魅力が半減してしまうので語らないでおきます。全体を通してかなり泣ける映画ではあります。ただ、最後、もうちょっと生き返った人の別れが長くても良かったと思います。やけにあっさりしていたような・・・。せっかくあれだけ登場人物がいるのにもったいないと思った。
しかし、この映画における“黄泉がえり”は生き返った人ではなく残された人に対するものと考えれば納得は出来る(主人公は違う考えでしたが)。
あと登場人物のひとり”RUI”の存在をもっと明確にしても良かったのでは?それと後半は何だか”RUI”のプロモーションビデオみたいに歌が長かった・・・。
しかし、全体ではかなり良く出来た映画です。見て損は無いでしょう。ビデオでもDVDでも映像特典が付いてますし。
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