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機種: PS2
製作: ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル: やるドラ/サスペンス
5段階評価: 2・・・キャラに魅力がありません



 主人公は北沢沙紀というスクープカメラマン。ある日、彼女は世界的ミュージシャンを追ってパーティーに参加(?)し、スキャンダル写真を狙っていた。そして成功。しかし、その写真にはスキャンダル以上の、彼女の命が狙われるほどのものが・・・。

今作で初めてPS2でのやるどら作品!

前4作はあれだけ騒がれたにも関わらず、4作総売り上げは50万枚程だったとか。しかし!そんな暗雲を断ち切ってついに発売!エンディングの種類は全部で35だ!・・・でもほとんどがバットエンドである。

あー、うん楽しめたと思う。PS2に移った事でとにかくよく動くし喋る!しかし、キャラや音楽。そしてストーリー。どれを取っても前作達に劣って見えるのは何故だろう?

例えば、どんなにつまらなくてもキャラに魅力があればいいのだが、主人公をはじめ登場人物に魅力が無いのだ。せめてダブルキャストの二村の様に“裏”があると深みを増すんだが、この作品だと味方?敵?っで結局味方だもんね。

ストーリーは良い意味で分かりやすく、悪い意味で非常に展開が読みやすいです。主人公が何故自分達が追われているのか疑問に思っているのかがじれったくて仕方なかった。主人公がパートナー役と恋人になる過程も唐突過ぎやしないだろうか?

1番の問題は、正規のルートを進むにはいくつかのバットエンドを見ないといけないことだろう。

いくらスキップ機能が付いているとはいえ、やはりストレスが溜まってしまう。

やるどらとは、やはり“見る”感覚が強い作品。ストーリーや機能にストレスを感じさせては問題である。




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機種: PSP
製作: SQUARE ENIX
ジャンル: RPG
5段階評価: 3・・・シリーズファンなら



かの有名なFF7の7年前が舞台となる。

主人公はソルジャークラス2ndのザックス(鈴村健一)。彼はいずれソルジャー1stになることを夢見て仕事をこなしていた。そんなある日、事件が起きた。ソルジャークラス1stであるジェネシス(Gackt)が仲間を引き連れ神羅を脱退。行方をくらませたのだ。

ザックスはアンジール(井上和彦)セフィロス(森川智之)と共に事件を追うのだが……。


さて、本作品ですがシリーズのお約束となる物があまり無いので少し違うものと見た方が正しいかもしれない。私はプレイしていて「ああFFをプレイしてるんだなー」とは感じなかった。

また、純粋にRPGしたい!っと思ってやるゲームではないね。宿屋や装備の概念はないですし冒険をしている気分にはなれない。あくまでFF7の裏舞台を覗いてる感覚に近いかもしれない。

システムはやや不親切。

まず、マップ表示はないのですか…(涙)
道筋は複雑ではないです。複雑ではないのですが、似たような景色ばかりで視界が悪く迷ってしまうのです。ほとんど迷路状態。特に草原なんて視界が悪い悪い。しかも戦闘の後には自分がどっちに向かって歩いていたのかが分からなくなります。

そしてやっぱりパーティーは組みたかったなぁ…。キャラクターは沢山出てきたから使用したかった。シスネなんて実際には居ても居なくても困らない人物で実にもったいない。まあ彼女も他作品のゲストさんではあるけどね。

さてストーリーはですが、やはり番外編となるのでしょう。単品でも楽しめるのかもしれませんが、やはりFF7を知ってこその作品だと思う。FF7からのゲストキャラも出ますしね。

全体的に悲しい雰囲気を出していて、そこは世界観が出ていて良かったと思う。結末を知っているからこその悲しさが溢れていました。エアリスもザックスも何とも不遇な人物なので幸せな姿すら物悲しかった…。

映像の綺麗さはさすが。でもそこまで求めてはいないかな?

だったら敵やミッションのマップなどの種類を増やして欲しかった。何度、色違いの敵と戦ったか。何度、同じパップにお邪魔したことか。

またシステム面ですが、分かりにくい様で分かりやすい。とりあえずひたすら戦っていればレベルが上がるのでクリア自体は問題ありません。ただ、表示されない経験値やD.M.Wなどは少し分かりにくい。基本的には“運”なんで揃わないときは、とことん揃わないのでストレスがたまってしまった。

総合的にみると、FF7を知っていて及第点レベルですかね?映像は綺麗ですが、今やそれだけでは売りになりません。何かひとつでも「おお!」っと驚ける物が欲しかった。この物語を知りたいだけなのなら、ネットや本で情報を収集するくらいで丁度よいのかもしれませんね。

最後に、
Gacktを起用する必要性はあったのだろうか?

声優としては悪くないと思う。しかし、悪く言えば無難。そして制作者がガクトを起用する前提での台詞を考えてるとしか思えない。物語を語るように話すのがジェネシスの特徴であるのだが、やはり普通に感情の起伏がある人物だったら演技は格段に難しくなり、Gacktには荷が重かったでしょう。

まあ下手な芸人やアイドルと比べたら何十億倍も上手ですけどね。

ついでに絢香の歌は合ってません。切ない場面に絢香の強い歌声が何ともミスマッチ。制作者さんの意図が理解できません…。



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機種: PC/PSP
製作: F&C
ジャンル:恋愛・ノベル
5段階評価: 2・・・話をまとめきれてない



 主人公は記憶喪失だった。とある病院で目が覚め、不安、恐怖に怯える・・。新しい仲間、新しい、しかし新しくないこの環境に戸惑いながら、メイドを名乗る少女、琴乃宮雪、友人たち――宮代花梨、新城和泉、大和庄一、そして牧野那波に助けられながら、主人公はこの町の異変に気付く・・・。

 いや~、なんて言ったら良いのやら・・・。全キャラに嫌ってほど萌えを強調したゲームは珍しい。でもそれだけ。シナリオがなんだかな、だな。

 先にも述べたように、このゲームはかなりの萌え度の高いゲームに仕上がってます。なのでキャラクターに関しては一人くらい気に入るキャラは居るのではなかろうか?

システム面では普通に使いやすい程度にはなされており、他にもキーワードセレクトたるものがあります。しかし、このキーワードセレクト。あまりゲーム中重要な役割を果たしておらず、だったら要らないんじゃって感じですね。

シナリオはメチャクチャ。

いや、製作側にとっては結構練られたストーリーなのかも知れませんが、風呂敷を畳みきれてないっていうか・・・。小難しい、古い話にエヴァンゲリオンの不可思議さを混ぜたって感じで、後半は何がなんだか分かりませんでしたよ(汗)

特に、琴乃宮雪シナリオは「本当はこっちの世界が夢」「いや本当の世界はこっちなんだ」の繰り返しで、もう何がなんだか。あと、これは犯罪だろ・・ってキャラがいましたよ。これは実際プレイしてみれば分かるかと。

音楽は悪くなかったと思います。一番はOPの「水月」かな?しかし、このゲームの曲タイトル・・・「楽しい」「嬉しい」とか「明るい」などなんか適当に付けましたって感じですね。

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機種: PS/PSP
製作: ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル: やるドラ/サスペンス
5段階評価: 4・・・残課題多し



 主人公は映画研究所所属。その飲み会で、先輩にしこたま飲まされた主人公は、繁華街のゴミ捨て場でぶっ倒れているところを、ひとりの女の子に助けられた。彼女の名は、赤坂美月。彼女にコーヒーを奢り、会話をしている内に、彼女は名前以外のことを何一つ思い出せない記憶喪失だと告白する。

主人公は身寄りもない彼女の身を案じて自分のところへ来ないかと提案した。彼女は嬉々として受け入れる。そうして、2人の奇妙な共同生活の開始とともに、奇妙な出来事が主人公の周りで起きはじめる。

非常に懐かしい作品だが、PSPにて再発売されている事から根強いファンがいる事がうかがえる。これはどのゲームにも属しない、まさに自分でやるドラマとして当時は話題になりましたが、ぶっちゃけ私がプレイした感想は

アニメーションが多いAVGじゃねー?

って程度である。実際になんら変わりが無く感じる。

しかし、当時の作品の中で、そのアニメーションの多さ、素晴らしさは確かなもので、しかも声優陣も豪華なのでプレイしていて凄くのめり込む事は出来た。物語自体も結構深く、絵に騙されますがサスペンスとなっていて殺伐シーンはもう絶叫物。声優人の悲鳴などとてもリアルで、その場面の恐怖が伝わってくる。

そう、物語はとても面白かった。しかし、問題はシステム面

何通りもあるストーリーやエンディングを見るためには何と最初からプレイしないといけないのだ。これははっきりいって面倒。スキップ機能はあるものの同じ場面を何回も見ることは必須なので100%達成するまでには殆どの人がだれてやめてしまうのではなかろうか?

また、やるドラと語ってる割には見てるだけの場面も多く、その”ダレ”を強くしてしまっている。主人公に声や顔が無いのも感情移入しにくいしね。

話題や注目はされまくった作品だっただけにその期待は多く残念な部分は多々あった。それが売り上げにも現われてしまったのだろう。

やるドラ4部作シリーズの中で1番売れたこの作品の売り上げは、たったの20万枚であった。とにかくひとつひとつの作品を通して残課題をクリアし、成長していって欲しいジャンルである。



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機種: PC 他
製作: TYPE-MOON
ジャンル: サウンドノベル?
5段階評価: 5・・・ヤラレマシタ



アルクェイドォォォォォォォォォォォォ!!!!


そんなゲームです(おい)

このゲーム、一言で現すと『凄い』ですね。まさか同人ゲームでここまでやってのっけるとは!!絵はさすがに同人って感じですけど、音楽も少ないですし(まあ、全然満足領域ですが)。それを補って余りあるのがストーリー!文章表現!!ぐいぐいその世界に引き込まれました。まさか同人ゲームで徹夜するはめになるとは・・・。

ストーリーを大まかに説明すると、主人公遠野志貴は幼少の頃の事故により、あらゆる物を壊す事の出来る線が見えるようになる。普段はその線を見えなくする眼鏡をかけて平和に過ごしているのだが、町で猟奇殺人事件が多発するようになり、アルクェイドと出会う。そして遠野志貴は事件に巻き込まれていく。

ヒロインがアルクェイド・シエル・遠野 秋葉・琥珀・翡翠と5人いて、それぞれのストーリーがあります。どれも映画を見ているような感覚で、深くて泣けて考えさせられて・・・言う事なしだな!おい!

ああ、でも痛々しい描写や、不幸な最後が嫌いな人は駄目かもしれないですね?一人のヒロインにはエンディングが2種類(琥珀は1つ)ありますが、なんっつーかへこんじゃうような救いようのないエンディングもありますんで。

これで2500円!!買って損は無いでしょう!私はこれで1月は楽しめました。もう最初から最後まで

秋葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!


って叫んでました。
あれ?私はアルクェイドが良かったはずじゃ……は!これが反転衝動!!?(違います)



余談
現在は同人サークルにはなってません。正式に会社になってます。あまりにも売れたので商業扱いとなったのです。アニメ化もしてますね。さすが!

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機種: PS
製作: (株)アスク 
ジャンル: RPG
5段階評価: 1・・・マップがもの凄く見づらい



隠れた名作に違いない!っと当時思い、安くなったら買おうと思っていたゲーム(せこい)

しかし、いざプレイしてみると・・・(TдT)

つ、つまらん!このゲームはつまらん!!

操作性、ストーリー、どれをとってもC級ゲームではないか!特に悪い点はマップが見づらく、無駄に広い。屋敷内の部屋を半分位にしろよ!何もない部屋が多すぎだろ!!

後、登場人物の設定はどうにかならなかったのだろうか?

赤城ソウイチと言う主人公の仲間がいるんだが、これが曲者でして、彼は多重人格らしく状況によってさまざまな人物になります。つまり能力も変わるんですよ。この時点でRPGとしてのパーティーバランスはめちゃくちゃ。

まず、最初の事件がおきた時点で江戸川ランコとか言う自称名探偵の女になります。ここで疑問が!人格が変わるはずなのに、彼は姿形まで女性になっています!声も服装も変わってるし・・・常時持ってるの?もう人格が変わるって言うか変身だよね。

まあ、気をとりなおしてプレイ。物語を進めると、ある建物に行かなくてはいけなくなり、その扉が開きません。そこで彼女江戸川ランコが「ちょっと待って」と言いどこかへ行きます。戻ってきました。・・・筋肉むきむき?まっちょ?プロレスラー?パンツ一丁?

多重人格って・・・・・・・・・自由に変えられるんかい!?

さて、総評は!最後までやる気力が湧きません!!!!

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